blue 237 →another side △ ページ43
〜side増田〜
Aの家の前まで来た時
Aを そっと引き寄せ 軽くキスを交わした。
久しぶりに交わしたキスに上がるテンションを抑えながら
Aも同じ気持ちでいてくれてると信じ、少し試してみたくなる。
「今日はありがとね♪
じゃあ、日曜日」
『うん。日曜日』
そう言い残し オレは迷わず背中を向け ゆっくり歩き出した。
数歩進んだところで おもむろに振り返ると
Aはあっさり 家に入ろうとし、ドアノブに手を掛けていた。
おい どうしちゃったの？！
いつもならもっと名残惜しそうにオレの事 見てんじゃん。
なんだよ……あっさりし過ぎだよ。
「Aっ！！」
オレの呼ぶ声に びっくりして振り返り、キョトンとしている。
ツツカツカとAに近づき
ドアに手を付いて逃さないような体勢を取った。
『え？え？何？？貴久？どうしたの？？』
チョット焦ってるようにも見えるA。
「どうしたの？じゃないよ！
こっちが聞きたいよ？！」
オレがこう言うとさらにキョトンとした表情でこっちを見てくる。
「だーかーらー！
前は こんな軽い別れ方すると 物足りないって顔してオレの事 見送ってたじゃん？？
なのに今日はあっさりし過ぎでしょ？？」
『…………だって 久しぶり過ぎて……』
「もうぉ〜！
久しぶりなんだから 尚更 もっと欲しがってくんなきゃ！」
オレはゆっくり Aにキスを落とす。
久しぶりだからか 若干遠慮がちにオレに応えるA。
久しぶりに感じるAの感触にオレの欲も止まらなくなり、何度も何度も角度を変え、徐々に深く激しくキスを交わした。
オレの中に、これ以上キスしたらヤバイぞっていう危険信号が。
一回Aを強く抱きしめながら
「この先はここじゃマズイっしょ？」
『うん 非常にマズいよね』
「じゃあ 続きは日曜日までお預けって事で」
『うん』
こんなやり取りを交わした後でゆっくり解放して、オレはAに背を向け歩き出した。
ちょっと進んだところで振り返ると、今度はちゃんとオレを見送るAの姿が。
小さく手を振り、また背を向けたオレ。
そうだよ。
こうじゃなくちゃ。
調子狂うわ。
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
