blue 233 ページ39
手をつなぐタイミングが無いと繋げないくらいテレ屋で、クールな彼をこんなに余裕なくさせてるのは、私がまだ貴久とちゃんと別れてないからだ……。
私がフラフラしてるからだ……。
シゲくんは 私が不安に思ってた美雨さんとの事、ちゃんと話してくれたのに。
私もちゃんとしなきゃ。
私は彼の手を取り
『大丈夫！！シゲくんへの想い貫くって決めたから』
と言うと、再び引き寄せられ、抱きしめられた。
加藤「俺、超かっこわりぃ」
『そんなことないよ……
シゲくんはいつだって「うわっっ！！ごめん！！！」』
えっ？！！！
私の言葉を遮るように、いきなり 入り口の方から声がした。
シゲくんはパッと離れ、2人で恐る恐る入り口の方を見ると小山くんが慌てた様子で立っていた。
小山「ごめんごめん。俺 出るから続けて続けて」
加藤「アホか」
そう言いながらシゲくんは出て行ってしまった。
小山「あいつ最近変わったよ。
柔らかくなった Aちゃんのおかげだよ
ありがとうね？」
そんな……私まだ感謝される立場じゃないよ？
『小山くん、私まだ……』
小山「わかってるよ。
みんなには言わないから大丈夫だよ？
Aちゃんは、彼氏の事はちゃんとしようと思ってるんでしょ？？
だったら問題ないじゃん。
ただ出会った順番が逆だっただけでしょ？？
だからさ、シゲのこと これからもよろしくね？」
そう言って小山くんは微笑んだ。
ただ出会った順番が逆だっただけ。
そうかもしれない。
早かれ遅かれ シゲくんとは会ってた気がする。
貴久の親友として……。
それでも私はシゲくんと恋に落ちたのかな。
.
.
.
.
.
.
お昼休み。
のりちゃんと並んでお弁当の準備。
ちょっと離れたところから聞こえてくる男性陣の会話。
小山「シゲ〜コンビニ行こ」
加藤「わりっ、俺 弁当」
横目で見ていると、ロッカーからお弁当の包みを取り出したシゲくん。
小山くんは一瞬で理解したみたいで
小山「あ、そうなんだ(笑)
じゃあ、ちょっと行ってくる(笑)」
1人でコンビニへ。
先週と同じくのりちゃんと私が長テーブル、井ノ原さんとシゲくんはソファの方に座りお弁当を広げた。
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
