blue 231 ページ37
加藤「はっ？マジ？？
作ってくれたんだ？？」
お弁当の包みを 恐る恐る受け取ったシゲくん。
加藤「マジかぁサンキュー！
つか、なんで”ごめんね”なの？(笑)」
ちょっと興奮気味に聞いてきた。
『それは……お昼に中見たらわかるよ』
いそいそと斜め掛けバッグにお弁当を入れると
加藤「昼 楽しみだわ」
笑顔で言った彼。
その笑顔、裏切るけど ホントごめん＞＜
『荷物増えてごめんね？』
加藤「いや、いいよ。
休憩室で貰うワケにはいかないしな(笑)」
再び手を取り、指を絡め歩き出した。
加藤「なぁ」
『ン？』
加藤「その……増田にも作ってたの？
弁当とか……」
『あ、ううん……作った事ないよ。実は お弁当とか今日初めて作ったの。
だから 申し訳ない出来上がりで』
絡めた指に力が入る。
加藤「あ、そういう ”ごめん”な訳ね？(笑)
『うん……』
加藤「増田には悪いけど、お前の初めて貰えて今超良い気分だわ」
あれ……シゲくんも貴久に張り合ってるのかな……
だとしたら、ちょっと嬉しいな。
私だけが勝手にシゲくんの過去に嫉妬して 張り合ってるのかと思ってたから。
.
.
.
.
お店の近くで手を離し、ちょっとだけ離れてお店に入った私たち。
加藤「はよ〜っす」
『おはようございま〜す』
手越「シゲ、Aちゃんおはよう。
Aちゃん、ちょっといいかな？？」
入店するとすぐに店長に呼ばれ、2階に連れて行かれた。
……なんだろ……？？
手越「恵子ちゃんにやっぱり付き合えないって言われたよ」
……え……
うそ……
『店長。それ 私の所為ですよね？？』
喉の奥がじんわり熱くなるのがわかる。
先週嬉しそうに報告してくれた店長の顔を思い出し、胸が苦しくなってきた。
手越「いや、Aちゃんの所為じゃないよ。
俺の力量不足だよ
Aちゃんは偉かったね？
恵子ちゃんにちゃんと話せて 偉かったね」
店長の優しい言葉に涙が溢れてきた。
『店長ごめんなさい…………』
手越「恵子ちゃんも今は受け入れられないかも知れないけど、きっとわかってくれるからさ、ちょっと待ってあげてね？
彼女程Aちゃんの事 好きな子いないからさあ。」
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
