blue 230 ページ36
貴久にはずっと私の手作りのもの催促されてたけど、なんとか誤魔化してきた。
だって絶対バカにされるもん。
バレンタインも買ったチョコだったし。
でも、何だか シゲくんには、、、
前カノさんに張り合って、勝てるつもりだったのかな？私。
こんなお弁当渡したら嫌われるかもしれないよ？？
でも 愛はたっぷり入れたから大丈夫だよね？
自問自答しながらも、結局ポジティブな自分が勝った。
最初だし！明日はもっと手際よくできるはず！！
やばっ！もうこんな時間！！
”片付けておいてあげるから”
と言う お母さんの言葉に甘えて、慌てて準備して家を飛び出した。
.
.
.
.
走ってシゲくんのマンションに向かう。
遠くから愛おしい姿が見えてきた。
慌てて駆け寄る。
加藤「遅ぇぞ(笑)」
『ごめんね〜、ちょっとバタバタしてて
本当ごめんね〜』
加藤「嘘だって(笑)俺も今出てきたところ(笑)お前ん家に行こうかと思ってた」
『なら良かった〜』
加藤「最近よく走って現れるな。
そんなに俺に早く会いたいわけ？(笑)」
うっ見透かされてる……
そうだよ。
早く会いたいよ。
でも、ちょっとだけ意地を張っちゃう。
『そっ そんなこと……待たせたら悪いと思って……』
加藤「あっそ？なんか義理的な感じなんだ」
そう言ってゆっくり歩き出した彼は若干ふてくされたような感じに見えた。
あれ？怒らせちゃったのかな？？
ちょっと焦った私は慌てて彼の隣に行き言った。
『もぉ〜早く会いたいからに決まってるでしょ！！』
加藤「バーカ。知ってる(笑)
最初から素直に言えよな？」
シゲくんは、そう言っておもむろに私の手を掴んできた。
加藤「全く……手を繋ぐタイミングをくれよ///」
不器用なシゲくんの言動と赤みを帯びた横顔を見て思う。
……私、ほんとこの人が好きだよ。。。
そして
胸がぎゅーと苦しくなった。
『ごめん……素直じゃなくて』
加藤「なんだよ(笑) 今日は謝ってばっかりだな(笑)」
『ついでにもう一つ謝らせて』
『ごめん』
加藤「え？」
と言って立ち止まったシゲくんの手を一旦離し、バッグの中からお弁当の包みを取り出して渡した。
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
