blue 220 →another side □ ページ26
〜side加藤〜
うそ…………だろ……？
「……美雨……？」
あの日以来 ずっと会いたくてたまらなかった、美雨とまさか こんな所でこんな時に偶然会うなんて。
美雨「シゲくん……？」
美雨と言う言葉に Aは俺の手からパッと離れた。
美雨「久しぶりだね」
数年ぶりに見た美雨は、すっかり大人の女性になっていたけど、あの頃の面影はちゃんと残っていた。
「久しぶりだな」
『あ、あの……私 ちょっと他のお店見てくるね』
慌てた様子でAはそう言うと足早に消えて行った。
気を利かせたつもりなのか、それとも増田と揉めた原因の相手が目の前に現れたからテンパったのか わからないけど、とにかく Aにとってはあんまり会いたくない相手なのは確かだ。
美雨「今の…………」
去って行くAを見ながら美雨が小さく呟いた。
「ん？？」
美雨「…………
シゲくんの彼女さん？？」
ちょっとの間をおいて美雨が聞いてきた。
「まぁ そうだよ」
Aと面識ない美雨に隠す事じゃねぇしな。
美雨「あ、そうなんだ」
心なしか ほっとしたように見えた美雨は、そう言ってニコッと微笑んだ。
店の入り口付近で立ち話もアレだからって、通路のベンチに二人並んで座る。
「お前に似てるだろ？(笑)」
美雨「えっ、あ、ちょっと似てたかも？？
デートのお邪魔しちゃってごめんね」
「あぁ(笑)良いよ」
Aには悪いけど、美雨と少し話がしたかったから。
今度会うけど、出来れば増田の居ない所で話がしたかった。
美雨「こんな所でバッタリ逢うなんてね」
ほんとだよ。
まさかこんな所で……
「俺、今この近くに住んでんだよ」
美雨「そうなの？？
私もこの近くに住んでるの」
マジか
知らなかったな……遭遇した事もなかったし。
「へぇ そうなんだ？」
美雨「うん。大学は貴久のバイト先からちょっと行った所なんだけどね(笑)
シゲくんは？
この近くに住んでるって事は ひょっとして、あそこの大学？？」
なるほど、だから偶然増田と再会したわけか。
「そそ、あそこの大学だよ(笑)」
美雨「やっぱり！相変わらず 頭良いんだね？」
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
