blue 216 →another side □ ページ22
〜side加藤〜
木曜日。
講義を終えた俺は マンションの前でAを待つ。
今日は増田の誕プレを買いに行く約束をしていた。
地下鉄の駅の方から 早足で歩いてくるA。
姿を見た瞬間 胸が躍る。
やべ、あいつ見ただけで ドキドキするとか、俺重症だな。
俺の目の前に来たAは 肩で息をしながら 気付いて！と言わんばかりに この前俺がプレゼントした服を強調してる様に見えた。
…可愛いじゃねーかよ。
「あ、その服」
言った瞬間 Aはキラキラした瞳で俺を見てくる。
『どうかな？』
こいつ 期待してんな。
素直になれない俺が
「俺のセンス抜群じゃん(笑)」
と言うと、Aからは期待通りの反応が。
『えー？！シゲくんのセンスだけ？？』
プイッと横を向いて拗ねてしまった。
ふっ お前ほんと素直すぎるって(笑)
俺に褒められたいんだ？
しょうがねぇなぁ。
”んだよっ”
Aの手をおもむろに掴み ぐいっと俺の方に引き寄せ 耳元で
”似合ってて 可愛いよ”
なんて、俺にしては 超クサイ台詞だよ。
今までだったら口が裂けても言えない台詞でも、こいつの為なら、Aが喜ぶなら言えてしまうなんて、心底惚れてしまったんだと思う。
俺が言った瞬間にニコニコしながら顔を覗き込んでくる。
？！
こいつっ！！
シゲ「おまっ///ふざけんなっ///」
俺を弄ぶとか、10年早ぇわ！
慌てて そっぽを向いた俺の手に指を絡ませ
『行こっ？(笑)』
と 言うAのペースに完全に乗せられ、近くのショッピングモールに向かった。
.
.
.
.
2人手をつなぎながら ショッピングモール内をぷらぷらする。
『なんか、デートみたいだね///』
呟いた瞬間 隣で真っ赤になるA。
「みたい？？
俺は最初からそのつもりだったけど？？」
俺この言葉に
『あっ……うん///デートだよね///』
さっきあんなに威勢良く”行こっ”って行って促したくせに、なんかしおらしくなってしまったAに俺まで緊張してきた。
繋いだ手にきゅーっと力を入れると、直ぐに きゅっと握り返してれて
お互いの気持ちを確かめ合う。
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
