blue 206 ページ12
午後8時半。
『ただいま…』
玄関先でそっと呟いて 部屋に向かおうとする私の耳にお母さんの声が届いた。
母「おかえり。 なんか 今日学校から帰ってくるの遅いわね？
ご飯は？」
ドア越しに会話をする。
『あ、大丈夫。さっきまで 恵子と会ってて、食べてきたから』
また 嘘をついてしまい、胸が痛む。
母「ご飯 要らないときは連絡してよ」
『急に決まって お店の中 なんでかスマホが圏外になっちゃって ごめんね。
次からは連絡するから』
更に嘘を重ねる私は
お母さんに顔を見られたくなくて 慌てて2階へ駆け上がる。
部屋に入り シゲくんの部屋から持ち帰った服の入った袋を入り口付近に置くと
ソファに へなっと座り込む。
私……シゲくんと……
結ばれちゃった……んだよね？？
ホントに結ばれちゃったんだよね？？
さっきまでの出来事を思い出すだけで、ドクンドクンと鼓動が激しくなり
身体が火照る。
貴久以外の男の人に触れられたの初めてだよ。
しかも 相手がシゲくんなんて。
どうしよう……///
貴久には悪いけど
幸せ過ぎて泣けそうだよ……。
貴久と終わってなくて、完全に順序が逆になってるけど、後悔はしてないし
寧ろ シゲくんへの想いを揺るがないモノに出来て心が満たされた。
.
.
.
.
.
.
.
玄関で短いキスを交わし
この上ない幸せに包まれながら シゲくんと目が合った。
鼻先が触れる距離で彼に聞かれる。
加藤「どうする？
昨日の続き……する？」
もちろん 正直そのつもりで来ている私。
断る理由もなく 伏し目がちに そっと頷くと
”わかった”
合図の様にもう一度
”チュッ”っとキスをしたシゲくんに
加藤「中 入ろっか？」
そう、誘われた。
そのまま ベッドルームに連れて行かれ、2人ベッドの淵に座る。
隣に座るシゲくんの表情はわからないけれど
とにかく緊張している私はもう心臓が口から飛び出しそうなくらいドキドキ言っておかしくなりそう。
膝の上でぎゅっと握りしめていた私の手を取り そっと指を絡めてきた彼が
加藤「ホントに良いの？」
優しい笑顔で私の顔を覗き込んできた。
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ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» おはようございます(*´∀｀)めっちゃ嬉しいコメントありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！ (2015年11月5日 6時) (
レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
しあテテ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» ピヨかみやさんの作品本当うちの中でどれもヒットでｗ大好きなんですよｗ＾＾こちらこそありがとうです＾＾ (2015年11月4日 22時) (レス) id: bef1a09179 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - みずりんさん» みずりんさんこんにちは〜(*´∀｀)結末は考えてあるんですけど、中々たどり着けないんですよ〜σ(￣∇￣;) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - 豊橋つむぎと申すさん» ありがとうございます(*´∀｀)Part6になってもよろしくお願いします(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - しあテテさん» 6行きます（笑）しあテテさんにコメ頂いてから CANDYを読み返してきました〜(*´∀｀)初心に戻れそうです！ありがとうございます(*´∀｀) (2015年11月4日 16時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2015年6月11日 22時
