○＊インディゴ ブルー＊○Part2【名前変換】

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加藤くんと喧嘩して 裏道に入った私は





薄暗い道を早歩きで歩いていると 2人組の男に絡まれた。







1人に腕を掴まれ 止められ








もう1人も立ち上がり







男「大丈夫じゃないでしょー？

1人なんだからぁ〜(笑)

良かったら俺らとあっちで遊ばない〜？？」









そう言って 公園の方を指差す。









『1人じゃないから！！ちょっと私が先に歩いてるだけで もうすぐ 相方来るから。

離して！！』






手を振りほどこうと頑張ってみるけど




高校生とはいえ男






いくら暴れても男の力に敵うわけなくて









暴れれば暴れるほど 相手の力も強くなってくる。









痛いよ……









男「またまたぁ〜


見え透いた嘘ついちゃって。」






2人に両腕掴まれ


無理矢理 公園の中へ連れて行かれそうになる。









もう ヤダよ。





こんなトコロで 私………高校生2人に……






貴久助けて……







貴久……









貴久の顔が浮かんできて






涙が出てきた。








『本当に離して……こんなことして

あなた達楽しいの？

……う………うぅ……』








男「あらら


お姉さん泣いてる〜(笑)

泣いた顔もそそるねぇ

そのうち 気持ち良くて涙も止まるって(笑)」









貴久ごめんね。






貴久……ごめんなさい。









「Aっ！！！！」









背中越しに 私の名前を呼ぶ声が








えっ………





貴久？？









「てめえら 人の女 何処に連れてく気だよっ！！

手出したら タダじゃ済まないからなっ！！」









更に怒鳴り声が降りかかる。








男「うわ マジで男連れだったんだ……」








男「やべっ」









私の腕を掴んでいた手の力がゆるんだ。









慌てて 男達から離れ







声のした方を見ると









加藤くん……？









ツカツカと私に近づいて来て









加藤「何やってんだよ！

離れんなっつっただろ？」









私の手をしっかり握り






男達を睨みつけ 通り過ぎた。








『………あの……加藤くん……

うっ うっ うぅうぅぅ……

ごめんなさい。 ごめんなさい。』









加藤「………。」









私が泣いてる筈なのに







隣を見ると





涙で霞んでよく見えないけど








なんだか加藤くんも泣いてるように見えた。

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