☆Candy Of Magic☆【名前変換】final (ページ8)

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剛が2人に向かって言う

「お前ら遅せぇよ。」

健「えー？まだ時間前だよね？サキ？」

「うるせぇ、俺様を待たせた罰。後で健の奢りでアイス食おうぜ。」

いつか聞いたような会話が目の前で繰り広げられ

サキと思わず顔を見合わせて笑っちゃう。

4人で電車に揺られ

房総まで向かう。

私の夏らしい事しよう！！
って言う一言で決まった旅行。

さすがに海水浴はクラゲがって事で

海岸を走ったりビーチで水かけあったりして青春してみた私達。

「あーあサキの水着姿見たかったなぁーねぇ剛もAの水着姿見たかったでしょ？」

と言う健に対して

赤くなる剛。

「あー！今想像したでしょ！！Aの水着姿！！

やっぱさぁ

ビキニが良いよね？

紐！！

その紐をスルスルっとさぁ外したいよねぇ剛？男のロマンじゃないの？(笑)」

もう健黙って聞いてれば

何言ってんのぉ～！！恥ずかしいよ！！

剛困ってるじゃん。

『ちょっ！！///健、剛にあんまりエッチな事言わないでよ！』

変な事言って剛のその気が失せちゃったらどうすんのぉ～？

もう、今日期待してるのにぃー！！

健「あ、でもサキはビキニだめだからねー！！

みんなに見られちゃう！！」

サキは黙って聞いてるけど

結構照れちゃう会話だよこれ。

「お前独占欲強いのな？(笑)」

ちょっとくらい剛も健みたいに気持ちオープンにして欲しいけどね？

健「剛はAのビキニ姿みんなに見られて良いわけ？？」

「ダメ。」

剛///

健「ほら、剛だって(笑)」

「うるせぇ！！

おぅ、健の奢りでアイス食おうぜ。」

健のバカっ

あんまり変な事言うから怒っちゃったじゃん(笑)

アイス高いの食べちゃうからね？！(笑)

『わぁい健の奢り～(笑)」

私の所為で

想い続けてくれてた剛を傷つけ

想い合ってる健とサキを引き離し

散々3人を振り回しちゃった。

4人でこんなに楽しく過ごせてる今が

夢なんじゃないかと思えてきちゃう。

2年前の夏

花火を4人で見た時は

完全に絡まってた4人の気持ち。

今この瞬間は

こんなに綺麗に繋がってるよ。