☆Candy Of Magic☆【名前変換】final (ページ13)

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なんとかこの妙な空気を破りたくて

さっき買ったペアリングを持って剛の元へ。

『剛嵌めてみよー？』

私が言うと

「貸せよ。」

と言ってリングの箱から小さい方のリングを取り出し

私の手を取り

そっと嵌めてくれた。

「さっきお前婚約したみたいっつったじゃん。

今はこんな安いのしか買えねぇけど

金貯めてまたちゃんとしたやつ贈るから。

その時まで待ってて。」

『それって///

そういう事？？』

私が聞くと

「うん

まぁそういう事だよ。///」

ちょっと赤くなり照れながら言う剛。

もう嬉しすぎるよ。

やだ

なんか泣けてきそう。

泣きそうな私に気づいたのか

「おい、泣くなよ？(笑)

つか俺にも嵌めてくれよ。」

そう言って手を出してくるから

そっと指に嵌めてあげた。

2人で手をかざしてお互いのリングを見る。

そしてどちらからともなく、顔を見合わせ

キスをした。

そのまま

剛にゆっくりベッドに寝かされ

「いい？」

って確認される。

『うん。ずっと剛としたかったよ？』

って言うと

そっと浴衣を脱がされ

「痛かったら言えよ。」

『うん///』

「A 好きだよ。」

『私も剛が大好き。』

剛は

優しく大事に大事に

私を

愛してくれた。

大好きな剛と

やっと身体も結ばれ

この上ない幸せを実感し

私達はそのまま

抱き合いながら眠りに落ちた。

.

.

.

.

次の朝

剛の腕の中で目が覚める。

しばらく剛の顔を見つめ

眠ってる剛に

そっと

チュッてキスした。

私が顔を離そうとしたら

急に後頭部を押さえられ

「ダメもっと。」

うっ！！

やだ、剛

起きてたの？？

きゃー///

急に恥ずかしくなる私。

多分真っ赤になってるんだと思う。

そんな私を見て

「夕べあんな事したくせに

何恥ずかしがってんだよ(笑)」

なんて言うから

剛が余裕に見えちゃって

私だけドキドキしてるのかって思ったら

なんだかショック受けちゃう。