fake 43 ページ43
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その日の帰り
上原を待ち伏せた。
「上原 ちょっと良いかな？」
奈々「え？ 」
フラれた俺に呼び止められてびっくりしてる上原。
「あのさ、この前 好きな奴いるって言ったけどさ、あれ 嘘なんだ。
ちょっと あの時いろいろあって 上原の事断っちゃったけど
まだ間に合うなら俺と付き合ってよ。」
俺 ちゃんと普通に言えてるかな？
奈々「うん///私で良いの？」
「おう。Aのイチオシだから間違いないだろ？(笑)俺が断ったって言ったら 毎日うちにきて、勿体無いだの、人でなしだの文句言われまくりよ？(笑)」
あいつの為なら俺は嘘だって平気でつける。
違う自分にだってなってやるよ。
奈々「Aちゃんが？？
私 Aちゃんに謝らなきゃ。
誤解して 酷い態度とっちゃったかも。」
「んじゃ、今日からよろしくお願いします。」
って言って
上原に手を差し出すと
照れながら 俺の手を遠慮がちに握ってきた。
なんだろ
Aとだと、臆病になって自分から行けなかったくせに
他の誰かにならこんなに積極的な自分も演じれるんだ。
上原と手を繋いで帰ったあと
Aを呼び出した。
「おう。久しぶり。」
『うん。』
やっぱりこいつ痩せたわ。
つか、やつれてるな。
傷ついたAの姿を目の当たりにして、胸が苦しくなった。
「俺 上原と付き合う事にしたから。」
『えっ？』
びっくりしてるA。
「だから アレだわ。
俺とお前の
秘密の恋愛はおしまいって事で。」
『そっか…。
わかった。
今までありがとう。
幸せだったよ。』
んな 顔すんなよ。
胸が苦しくて
決心 揺らぎそうになんだろ？
「お前もさ
誰か他の奴と
今度はオープンに付き合えよ。」
こんな事を口にしながら
俺の心は悲鳴をあげていた。
これで お前は幸せになれるんだろ？
頼むから 幸せになってくれよ。
次の日 部活で見かけたAはみんなの輪の中で笑ってた。
これで いいんだ。
Aには
笑ってて欲しいから。
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えくれあ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» 何かシゲカッコい〜っていう(^3^) (2015年11月4日 21時) (
レス) id: 253b13a1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - えくれあさん» あ〜！バッチリです（笑）最高です(ﾉ∀≦。)ﾉぷぷ-ｯ大好きになっちゃいますよ（笑） (2015年11月4日 17時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» まだ途中までしか読んで無いんですが幼なじみの彼は「クールで無愛想なら奴だろう！」ということでシゲです(＾ω＾) (2015年11月4日 16時) (レス) id: 253b13a1a8 (このIDを非表示/違反報告)
ピヨ（・8・）かみや(プロフ) - えくれあさん» 因みにどんな配役ですか？？(*´∀`*) (2015年11月4日 9時) (レス) id: f1281b6c7d (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - ピヨ（・8・）かみやさん» 名前変換NEWSにしてますからね(´・ω・｀) (2015年11月4日 7時) (レス) id: 253b13a1a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピヨ@かみや
| 作成日時：2014年9月13日 14時
