特別な稀血は特別扱い。【鬼滅の刃】

丗玖 ページ41

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炭治郎くんが鬼を追いかける。




その間に鬼に怪我をさせられた人の応急処置をして避難させる。






外に出ると禰豆子ちゃんが眠っている。








が明らかに禰豆子ちゃんの血があちらこちらに飛んでいる。









頑張ったんだね。









宇随さんと合流して炭治郎くんのそばにいる鬼に近づく。




宇随さんが刀を振るうと








斬れた！！！！









が、おかしい。


こんな簡単に斬れてしまっていいのか？







「うわぁぁぁん」



鬼が泣き出した。



何で消えないの、、？







すると





ずずずっ




と胴体からもう一体の男の鬼が出てきた。





もう一体の鬼の気配はこいつだったんだ。




………







地上に出て鬼と戦うが、



強い。





なんとなくこの鬼二体を倒す方法はわかった。




、、同時に頸を斬らなければならない。









この様な光景は前にも見た。







炭治郎くん達が圧され、柱ですら圧されているこの状況。




もう、失うのは嫌だ。









すると、

屋根に人の気配がする。




「雛鶴さん！！！」




クナイだ。


おそらく毒が塗ってある。



一斉に降り落ちるクナイ。



鬼に刺さって動きが鈍くなったと思ったその時。






「ぐっ、、、」





「雛鶴っ！！！！」





鬼に口を塞がれていた。



雛鶴さんが。





この状況で反応できるのはこの場に一人しかいない。









私だ。私しかいない。









すぐに少し離れた屋根へ登る。








さっき上弦の弐にやられた小さい傷を上から引っ掻くと滲み出る血。









「私を食べる方が勝てるかもしれませんよ？鬼さん。」









煽る。









今は雛鶴さんから鬼を離す事が一番。






物凄いスピードで近く鬼。




やばい。速すぎる。






対応ができない。




無理だ、、、。

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