特別な稀血は特別扱い。【鬼滅の刃】

拾参 ページ14

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「えーと、、、」


どうしたらいいのか分からない。



誰か教えて。



まだこの子すんすんしてるよ？




何てパニック状態を起こしていると



目の前から炭治郎くんが消えた。





「な"にしでんの"おぉぉぉ！！！」






突き飛ばされたらしい。たんぽぽくんに。

会って初めてそのうるささに感謝したよ。






「何するんだ！！」

尻餅ついた炭治郎くんが叫ぶ。




いやそのままその言葉をお返しします。






あと、今気づいたけど、冨岡さんが木に吊るしてた謎の生き物奥にいるんですけど。





ここは色々と危ないと思って



「これ、薬です」



と去ろうとすると



顔が青くなったあとすぐにパッとした顔になるたんぽぽくん。



「飲ませてくれたら飲む！」




なんなんだ。




「はい。たんぽぽくん口開けて」




めんどくさくなった私は開けたその口に勢いよく薬を流し込んだ。






「お大事にー」



そして逃げる。









「苦いぃぃぃ！！！あと！俺は善逸です！！！！」





泣きべそかいたたんぽぽくんの声が後ろから聞こえる。







あ。名前、たんぽぽじゃないんだ。

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