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シャーーー………
おふろ が苦手な私に、無情にもシャワーを浴びせてくるテツトくん
「うお!もも、こんなに毛が長かったんや〜」
ふむふむ、と頷きながらシャワーを容赦なく掛け続ける
もぅ…!水嫌いなんだから…!
やめてよね、テツトくん!
「よし、こんだけ濡らせばええかな」
さてと、お次は…と呟きながら何かを手に取る
「ほら、もも!シャンプーするで!」
もう抵抗しても敵わないと観念して大人しくテツトくんに従う
テツトくんったら、話し方とか笑った顔はやさしいんだけどね、、、力が強いの
んもぅ…レディーにはやさしくしてよね?
ガシガシと容赦なくシャンプーをされる
されるがままって、こういうことよね?
でもね、やっぱり 力が強いのよ…!
" ニャー!! ニャー!! "
ちょっと不満をぶつけてみる
「そうかそうか〜 気持ちええか〜」と呑気にしているテツトくん
違うんだって…!力が強いの…!!
こうなったら 必殺技を使うしかない…!
" ニャーン "
甘い声で鳴いて 上目遣いでテツトくんを見上げる
「か……可愛ええ…!!!」
動かす手を止めて、パシャ!パシャ!と謎の撮影会を始めるテツトくん
私の新たな飼い主、いい人なんだけど
どうやら、とんでもないおバカさんみたいです…
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momo *(プロフ) - 赫蒼茈さん» あたたかいお言葉をありがとうございます。更新は不定期になりますが、気長に待っていただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月16日 13時) (レス) id: cd701a866e (このIDを非表示/違反報告)
赫蒼茈(プロフ) - 更新待ってました!!!大好きなお話です!これからも応援しています!!! (2023年4月13日 20時) (レス) id: 87dc28b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momo | 作成日時:2022年11月20日 9時