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「ムネに嫉妬したんや…」
目を真っ赤に腫らして、ポツリと呟くテツトくん
シット…?
シットってなんですか?
キョトンとしてたら、テツトくんがポツリ、ポツリと喋り出す
「なんてゆうか…いつもももと一緒にいるのは俺のはずやのに、あの一瞬でムネに全部持っていかれたっていうか…」
テツトくんは、あーもう!!!と叫んだかと思いきや、私を抱き上げて鼻と鼻がくっつくんじゃないかという近さで
「俺だけのももやのに…って思ったんや…」
猫相手に何言うてんやろ…と顔を真っ赤にしながら呟くテツトくん
テ…テツトくん、そんなこと思ってたの…!?
普段はただの甘えん坊な困った飼い主なのに、こんな一面を見せるのはずるいっ…!
私だって見せてやるんだから!
" ニャーオ "
とびっきりの甘い声を出すと、テツトくんはこっちを驚いた顔をして見る。
「もも…?」
真ん丸な目を更に丸くするテツトくん
隙あり……!
近づいた顔にチュッとキスをする
これでもっと私のこと好きになったでしょ?
ね、テツトくん?
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momo *(プロフ) - 赫蒼茈さん» あたたかいお言葉をありがとうございます。更新は不定期になりますが、気長に待っていただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月16日 13時) (レス) id: cd701a866e (このIDを非表示/違反報告)
赫蒼茈(プロフ) - 更新待ってました!!!大好きなお話です!これからも応援しています!!! (2023年4月13日 20時) (レス) id: 87dc28b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momo | 作成日時:2022年11月20日 9時