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気がつくと、
辺りが暗くなっていた
寒さも増してきた…
これはまずい…
早く誰かに助けてもらわなきゃ…!
" ニャー! ニャー! "
行動を起こさないと誰も気づかない
そう思って必死に叫ぶ
" ニャー! ニャー! "
こんなに叫んでるのに…
それもそうか
こんなに寒くて、外も暗いんだ…
気づかなくてもしょうがないのかな…
でも… お願い…!
誰か気づいて…!!!
" ニャー! ニャー! "
どれだけ時間が経ったんだろう…
寒さが増す一方で、体力がなくなっていくのを感じる
これでダメだったらもう諦めよう
" ニャー! "
最後に精一杯叫ぶ
私どうなっちゃうのかな…?
あれ?
足音かな…?
「どうしたん?」
よいしょ、と男の人が私を持ち上げる
「うわ!つめたっ!」
寒かったやろ?と言いながら大きな手で私を撫でる
うーーーん とその人は考え込む
よし!と頷き
「俺んち来る?」
私は迷わず
" ニャー! " と返事をした
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momo *(プロフ) - 赫蒼茈さん» あたたかいお言葉をありがとうございます。更新は不定期になりますが、気長に待っていただけると嬉しいです(*´˘`*) (2023年4月16日 13時) (レス) id: cd701a866e (このIDを非表示/違反報告)
赫蒼茈(プロフ) - 更新待ってました!!!大好きなお話です!これからも応援しています!!! (2023年4月13日 20時) (レス) id: 87dc28b3ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:momo | 作成日時:2022年11月20日 9時