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「 ちあき が未来に帰っちまった後、
ずっと傍にいてやれるのは こうすけ だろ?な?
どんなにその時 ちあき の事が好きでもな、気持ちは変わるんだよ?
未来までずっと一緒に歩いて、傍にいてやれる こうすけ の方が まこと を幸せにしてやれるわけだよ、分かるか??
だから俺は絶っ対、こうすけ が良いと思ってる!」
「え...あ、うん。」
「...で、...これ何の話がしたいのユンギヒョン?」
「時かけの話。」
なんなんだよっ!!
真剣に話聞いて損したわっ!
確かに時かけは名作だよ?名作だけども!
てかユンギヒョン ちあき になんか恨みでもあるの。
「 ちあき は まこと を先に意識させたから、あぁいう流れになったんだよ?
こうすけ が まこと を先に意識させてたら、もしかしたら違ってたかも知れねぇだろ?」
...まぁ確かにそれはあるかも。
「つまりお前はな、そのスタート地点でもはや負けてんだよ、レオンてやつによ。
じゃあこっからどうするかって話だ。」
ごほん、とわざとらしく咳払いしたユンギヒョンは
足を組み直して俺を見た。
「未来に行っちまった ちあき は まこと には会えねぇんだよ、
だからいつでも傍にいて、黙って支えてやれる こうすけ みたいな男になりゃいいんだ。...ふ」
なるほど...
ってなるかいっ!
最後に 決まった、みたいな顔するのやめてほんと。
ヒョンだけど1発だけ殴らせて頼むから。
時かけへの情熱がうざいし、ちあき=レオンみたいなのやめて?状況違うし。
ちあき が可哀想!
てかそもそも俺、レオンて人の事で悩んでないし。
ちょっとむかつくけどとくにアイツは眼中にない。
だって色んな女の子にちょっかい出してることも知ってるし、
こんな真面目な想いでいる俺があんな奴に負けるわけないって分かってるしさ。
ただ、ライバルがジョングクだって事になれば
話は別でしょ。
俺にとってグクは大切な弟だし、1番に幸せになって欲しい人の一人で。
Aさんだってグクを格好良いって言ってたし。
2人が並んでいる姿を想像して、切なくなった。
Aさんに対する俺の気持ちは真剣だけど、
もしグクが、Aさんを好きでいるなら
俺は...。
「あの こうすけ の事好きな女の子、あの子はどうなるの? こうすけ と まこと がくっついちゃったらさ。」
「あ? かほ か。アイツには世話好きな友人2人がいるから大丈夫だ、慰めてくれんだろ。」
かほ が可哀想に思えた。
まるで自分と重なったみたいで。
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MEI(プロフ) - Yukiさん» Yukiさんありがとうございます!亀更新ですみません!更新頑張ります! (2018年11月11日 20時) (レス) id: 031ce94bbf (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです!更新ファイティン!! (2018年11月11日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
MEI(プロフ) - まるさん» まるさん、ご注意頂き有難いです。ありがとうございました!! (2018年9月22日 22時) (レス) id: 031ce94bbf (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月22日 21時) (レス) id: d16aa4e904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MEI | 作成日時:2018年9月22日 21時