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まさかAさんから手を繋いでくれるなんて...！
嬉しすぎてニヤける顔を抑えられない。
(サングラスとマスクよ、ありがとう。そして神様、ありがとう。)
Aさんの柔らかくて小さな手は強く握るとポキッと折れてしまいそうで、
全神経を左手に集中しそっと握る。
ライトアップされている花々を見て、
「わぁっ！」とか「綺麗〜っ！」とか隣で無邪気にはしゃぐ姿が本当に可愛らしい。
ネモフィラの時のAさんは、どっちかというと結構クールな感じで。
ネモフィラは楽曲が激しめだったり、格好良い曲が多いからそうゆう印象になってしまうのかもしれないけど、
こうやって見てると全くの別人で、
Aさんのまた違う一面を見れて嬉しくなる。
(ちなみに俺も内心テンションMAX、しかし悟られないように必死に平静を装う)
「あ、テヒョンくん。
夏のお花はなにが好きなの？
本格的に秋に突入する前に見ておこうよ！」
「ふぇっ？」
びっくりしてマヌケな声が出てしまった。
そうだった...俺花好き設定だった...
夏の花...夏の花....
「おっ、俺はっ、向日葵がっ...向日葵が好きですっ！」
とっさに思いついた夏の花が向日葵で、
そう答えたらなぜかクスクスと笑われてしまった。
え、向日葵ってもしかして、花じゃない？？？
(緊張でもうよく分からなくなってる)
「向日葵が好きなんだっ、よし見に行こう！」
そしてどこか張り切った足取りで俺の手を引いて歩き出すAさん。
たどり着いたのは一面向日葵でいっぱいの向日葵畑のような場所。
「...実はね、テヒョンくんて向日葵みたいな人だなぁって思ってたんだよね。
可愛らしくて、みんなに愛されてて、
でもとっても強い、そんな人だなぁって。
だから絶対一緒に見たいなぁって勝手に思ってて...
そしたらテヒョンくん、向日葵が好きって言うからなんか面白くなっちゃって.....っ？」
俺は自分のサングラスを外すと、Aさんのサングラスもそっと外した。
驚いたようにキョロっと動くAさんの大きな瞳に見上げられ、俺はその瞳をじっと見つめる。
俺達がただのキム・テヒョンと、ただのAさんであったなら、
こんなサングラスとマスク、いらないものは全て外して
お互いの顔を、表情を見て、相手の事をもっと知ることが出来るのに。
もっと俺達近づける気がするのに。
そう思って周りも気にせず勝手にサングラスを外してしまった。
隠れていた可愛いらしい目元が愛しい。
俺は、貴女が好きなんだ。
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MEI(プロフ) - Yukiさん» Yukiさんありがとうございます！亀更新ですみません！更新頑張ります！ (2018年11月11日 20時) (
レス) id: 031ce94bbf (このIDを非表示/違反報告)
Yuki - とっても面白いです！更新ファイティン！！ (2018年11月11日 16時) (レス) id: 5ccac3abe1 (このIDを非表示/違反報告)
MEI(プロフ) - まるさん» まるさん、ご注意頂き有難いです。ありがとうございました！！ (2018年9月22日 22時) (レス) id: 031ce94bbf (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。そしてオリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年9月22日 21時) (レス) id: d16aa4e904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MEI | 作成日時：2018年9月22日 21時
