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Aの手を引いて目指したのは、川の上にせり出した崖の上。
ミツに教えてもらった穴場スポットで、誰もいないしめっちゃ大迫力の花火が近くで観れる。
だけど、たどり着いてみたら結構高くて怖っ！
『わー！高くて見晴らし最高だね』
２「A。危ないからあまり端っこ行かないで」
手をつないだまま、すれすれのとこに立って下を覗き込むAを慌てて引き戻す。
２「ここで座って観よ？」
崖の先端から少し離れたところに並んで座ると、間もなく最初の花火が上がった。
『すごいねー。大きいねー。近いねー！』
次々打ち上がる花火を観て大はしゃぎするAの横顔が可愛いすぎて、思わず手を握る。
Aは何も言わず、空を見上げたまま。
よし、今だ。
何でそう思ったんだろう、俺…。
２「俺、Aが好き。俺の彼女になって」
一世一代の俺の告白は、同時に上がった花火の爆音にかき消されたらしい。
『え？何？聞こえなかった』
Aがこちらを見て首をかしげる。
最悪、俺。
せっかく言ったのに、タイミング悪すぎ…。
もう一回言い直す気になんてならない。
だから、何も言わずにAにキスした。
Aは黙ってキスを受け入れた。
その後は、花火が終わるまでお互い何も話さなかった。
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まり(プロフ) - 玉森カイト様☆コメントありがとうございます。長いこと読んで頂いて嬉しいです！いつも最終的にふざけてしまうので、たまには甘めのを…と思い彼女設定にしてみました。これからも末長くよろしくお願いします。 (2017年7月26日 1時) (
レス) id: d3267cea36 (このIDを非表示/違反報告)
玉森カイト(プロフ) - こんばんわ！このお話、1から見てます！もう熱狂的なファンみたいな感じですwたまには普通の彼女設定もイイですね！これからも更新、頑張ってください！(●'д')bﾌｧｲﾄです！応援してます！ (2017年7月26日 1時) (レス) id: 908cf2c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 桜様☆コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、よければまた覗きに来て下さい(*´∀｀) (2017年6月25日 0時) (レス) id: d3267cea36 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - すごく素敵な作品で大好きです(^^*)これからも応援しています(*^^*)まりさんのお話は全部好きです！ (2017年6月24日 22時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり | 作成日時：2017年6月11日 1時
