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どうしよう、宛があるって言ったけどなにもないんだよなぁ
あんな事を言った手前、トントンに頼るのはまた違う気がするし
う〜ん、困った
「A．．．？」
この声は
『ト、ントン？』
なんでいるの？
「おう、トントンやけど。それよりAはなんでこんなとこ居るんや？」
隠さないと。
気づかれちゃだめだ。
『いや、散歩してるだけだよ。別になにもない。トントンこそどうしたの？』
普通だっただろうか？
顔はひきつっていなかったか？
そんな事ばっかり浮かんでくる
少し間を開けてトントンはため息を付きながら
「お前ら兄弟はホンマにめんどくさいやっちゃなぁ。」
「そんな大荷物持って散歩するとかただの馬鹿やんけ。」
「何年一緒に居ると思ってんねん。それでもおれは頼られへんのか？」
別に
『頼ってないわけじゃない』
居るのがいたたまれなくなって私は逃げようとした。
だけど、できなかった。
理由は一つ
“トントンが私の手を掴んでいた”から
『．．．痛いんだけど』
全然痛くないけど、放してくれるでしょ
「前は逃げられたけど今日は逃さんぞ。何より泣きそうな顔を見てほっとけるわけがない」
泣きそうな顔？私が？
『どこを見ていってるの？私、めっちゃ笑顔じゃん！！』
悲しそうな顔なんてしてるはずがない
そんな顔できるはずがない
だって、辛いのは絶対に兄だもん
「ごちゃごちゃうるさいねん。」
私とトントンの間に入ってきたのは
「コネシマ？」
『なんでいるのよ』
「変な意地はんなや気持ち悪い」
『はぁ？！気持ち悪いってどういうこと？？』
「やっと普通に戻ったな、ありがとなシッマ」
元、仲が良かった彼が来ていつも通りに接してしまった
『なんでなの．．．？ほっといてくれたっていいじゃん。みんなが心配してるのは兄の方なんでしょ？』
生徒会の大多数は兄の心配なんだよ
だって、私＿＿＿＿＿だもん
そんなことを言えば二人は
「これは、グルッペンをこっちに戻すための作戦であってお前のことは心底どーでもええねん。やけど、お前はグルッペンが大事なんやろ？なら、手伝え」
「俺は、グルッペンはもちろん心配しとるけど、Aも同じぐらいには心配しとる。だから二人共助けんねん」
なんなの？ほんと
どうせ、そんなことはできないけどね。
私だって、夢見たいからその話乗ってあげる。
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新月singetu - お気に入り様が40人超えこれは・・・・・夢か？ (2022年8月23日 22時) (
レス) id: 222eb26fa4 (このIDを非表示/違反報告)
新月singetu(プロフ) - 星がshaさんカラーになりました！！ありがとうございます！m(。-ω-。)m (2022年8月5日 23時) (レス) @page8 id: 040d4cbcc0 (このIDを非表示/違反報告)
新月singetu(プロフ) - うわ、またやっちゃった。何度もご指摘ありがとうございます( ＴДＴ) (2022年6月27日 18時) (レス) id: 040d4cbcc0 (このIDを非表示/違反報告)
三月(プロフ) - 次は、怒る声が怒るになってますよ…！ (2022年6月27日 7時) (レス) @page3 id: 43d8360e57 (このIDを非表示/違反報告)
新月singetu(プロフ) - 誤字の指摘ありがとうございます！(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2022年6月27日 7時) (レス) id: 040d4cbcc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新月singetu x他1人 | 作成日時：2022年6月26日 23時
