Snow white Love* 1

高嗣said ページ23

Aって

なんかどんくさくて、鈍感





翌日休日出勤しなきゃ

いけなくなった

北山さんが俺等が販売してる

商品の契約結んでくれたから

署名する書類やらを

書いてもらうために








個人情報とか

うるさいから

書類やらは会社に置いてなきゃ

いけないんだ

机ん中しまって鍵かけてって






会社にそれらを

取りに行くと




ポーチが受付の机の上に置いてあった

すぐにわかった

Aのだって

あいつ昼休み中

いつも持ってるんだ





北山さんに署名もらったら

仕事終わりだから

家届け行こう





Aに会える口実になる








北山さんも

休日出勤らしいから

北山さんの会社に向かう









相変わらずでけー会社

北山さんの居る階まで行く









北「あっお疲れ様〜

すみません

休日出勤させてしまって」









二「いえ、全然です」









北「お茶出します

ここ座って下さい」









客用の部屋に案内される

たかが契約するだけなのに

わざわざこんな所

お客さんじゃないのに









北山さんすげーんだ

上座、下座とか

わかってるから

さっと上座の席

座るように指示して








俺も勉強したけど

覚えられないんだよね









北山さんと年

近いよね？







二「話した時から

思ってたんですけど

すごい仕事出来ますよね

尊敬します」









北「えっ(笑)全然ですよ

まぁ、二階堂さんみたく

そんな若くないし」









二「えっ、いくつなんですか」









北「27です、来年28です」









つい、あんぐりしてしまった









北「二階堂さんめっちゃ

口空いてる(笑)」







そう言って笑う北山さん

27には見えなかった

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