星涙病続きの続き ページ5
errorside…
すきな奴は居ないらしい
でも建前だろうな
そうじゃなきゃ星涙病にはならないからな
あいつはああ見えて素直じゃないんだ
長い付き合いだからわかる
…本題は相手は誰なのか
まぁ…あいつの事だし自分で解決して普通にするだろう
そこまで拗らしてる感じはしなかったし
病気の進行は遅いだろうしな
なら、考えなくていい
普通にauを壊して
普通にチョコとか食って
普通に生活しとけばいい
だから放っておこう
それから2週間あいつは帰ってこなかった
inkside…
あれから2週間…僕はもう淡い色、薄い色の識別は完璧に出来ていない
濃いビビットカラーも怪しくなってきた
最近はずっと
クリエーターが作るのを諦めた
色がいっぱいあるお花畑で1人いる
カラン…コロン…
また…でた
何色かな
ここにいても
孤独恐怖症は発動しなかった
たくさんの動物たちは居たから
でも少し寂しい
もう喋りもしていないから
声は出しずらい
もう…ここで一生居てもいいや…
…見えなくなる…白しか…怖いね…
小鳥さんが心配して隣に来た
撫でてあげたら喜んで回った
この子は何色なのかな
孤独にはならないけど
過去のトラウマが蘇って
過呼吸…なる
ink「ハッ、ハッ、ハッ…ヒュー…カヒュっ…」
苦しい
ink「ふぅふぁっ…ヒュ…」
くるしい
ink「ゲホッ…ヒュ…」
も…だめだ…ろう…
その時ね
error「ink!?」
すきな人の声がした
死にそうだから幻聴が聞こえるのかと
思ったけど
しっかり背中抑えて
落ち着かせてくれた
優しかった
ink「えら?っ…?」
error「ああ、そうだ」
ink「えらぁ…」
僕は泣いちゃった
優しすぎだよ
error「お前…治してなかったんだな」
ink「っ…ん…」
頷く
error「俺さ…お前のことだから告白して…人気者だから成功して付き合ってんだと思ってた」
ink「ごめ…んね」
error「さっさと治せばいいのにな…誰なんだ?」
ink「っ…」
error「だまんなよ…だれだ」
ink「えら…だよ」
error「っは?」
驚いた顔
そりゃそうだ
「正義」が「悪」に思いを寄せるなんてありえない
でも…
ink「すき…すきだよ」
砕けてもいい
ただ…思いを伝える
ink「君のことすきなの」
2週間ぐらい言えなかったことが
決壊したかのように口からこぼれていく
error「俺もだ」
ink「っえ…?本当?」
error「目の前にそれが原因で苦しんでる奴がいるのに冗談言うほど俺は狂ってねぇ」
ink「そ…っか、」
叶った…
それからね…たくさんの人にいじられたけど
仲良くerrorと暮らせたよ
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保科光子(プロフ) - ナニコレ最高(尊死) (5月28日 20時) (レス) @page5 id: c6264324a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:pitorunn2539 | 作成日時:2023年3月19日 15時