「chaosと書いてケイオスと読む」① (ページ21)

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戦闘終了① ページ21

しっかりと握手をしたその手から何かが生まれた。
手に取ってみると、それは…。

有季「…異界メダル!」
ウィスパー「おお!やりましたね!」
無銘「困った時には呼んでくれ、喜んで力を貸そう」
有季「うん!ところで無銘、１ついい?」
無銘「アーチャーで構わない」
有季「OKアーチャー、なんで霊体化してないの?」
無銘「………」

あ、「今気付きました」って顔してる。

有季「マスターが居ないのに実体のままって…」
ウィスパー「あ、私分かっちゃったかもです」

ウィスパー曰く、今の無銘の中には光と闇の力がそれぞれ存在している。
つまりその２つが魔力の源の代わりをしている。
分かりやすく言うなら…、

有季「いつものご都合展開か」
ウィスパー「メタ過ぎますよ、まあ事実なんですが」

でもそれって逆を言うなら霊体化出来ないじゃん。

無銘「問題ないさ。むしろこちらの姿の方が有季を護りやすい」
有季「アレこれアーチャー家にくるパターン?」
ウィスパー「そうなりますね!」

なんでコイツはこんなに嬉しそうなんだ。

有季「頼斗と刻斗にどう説明し「兄ちゃん!」あ」

噂をすれば何とやら、頼斗だ。

…随分楽しそうだが、何かあったのか?