俺の弟が変なもん拾ってきたのだが【名探偵コナン】

拾い物2つ ページ3

「帰るわ」

「待って！！！兄ちゃんごめん待って！！！拾ってきて本当にごめん！！！でも不可抗力なんだってば！！！だから見捨てないで！？！？」

「ちっ」


早急にUターンをしようとしたらそれより早く足に縋りつかれる。恥も外聞も無いのかコイツは。


「…まぁ、お前の拾い癖は今に始まった事じゃないし、この際目を瞑るとして、………何で2次元のキャラ拾えてんの？？？」

「それが分かったら俺の拾い癖なんて止まってるよ？？？」

「それもそうだな？？？」




改めて倒れてる萩原さんを見る。
………格好が殉職した時のソレなんだよなぁ、これはﾀﾋんだらこっちに来ちゃった的な感じかな？？？

「凄いね秀斗、俺逆トリとかよく読むけどさ、実際に経験すると、これからの事を考えて軽く鬱になりそう」

「ごめん俺夢小説はあんまり読まないから兄ちゃんが何言ってるか分かんない」

「使えねぇなお前」

「めっちゃ理不尽」



取り敢えずこのまま放置すると風邪を引く(※夏)と秀斗が仰るので仕方なしに家に連れて帰る事にしたのだが………、



「ウチの父さん母さんが外国行ってて良かったね兄ちゃん」

「そうだね、それはそうと秀斗よ、








………これ萩原さん起きたら何て言って説明しよう？？？」

「ｱｯ」

拾い物3つ→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す