138話 ページ6
〜Aside〜
ポムフィオーレ寮生B｢薬を煮出している鍋を
急に彼が素手で掴んでしまい
教室は騒然さ!しかも薬をひっくり返して
机の上はびしゃびしゃ｡
僕は本当に驚いたよ!｣
ポムフィオーレ寮生A｢全部キミがしゃべるのかい!?｣
グリム｢ふむふむ｡なるほど｡｣
A｢ポムフィオーレ寮生は喧嘩を売るのも、
コントをするのも得意……と｡
新たな学びを得たね( ･ิω･ิ)ｷﾘｯ｣
ユウ｢それはこの人たちが特殊な
だけかもしれないなぁ………｡
とりあえず一旦寮に戻ろうか｡
それじゃあ､お大事に｣
ーオンボロ寮 玄関
グリム｢なーんか､どいつもこいつも
おっちょこちょいってカンジしか
しねーんだゾ｡やっぱり事件じゃないんじゃ
ねーか?｣
ートントンッ
グリム｢ん?誰だ?｣
エース｢おーっす｡あれ､グリムは機嫌が
直ったみたいじゃん｡｣
A｢最近､暇があったらここに来るの何なの?｣
グリム｢なんだ､オマエか｡今オレ様は
忙しいから遊んでやるヒマはねーんだゾ｡｣
エース｢忙しい?宿題終わらねーの?｣
ユウ｢実はかくがくしかじかで……｣
ーオンボロ寮 談話室
エース｢ふーん｡不審な事故による怪我､ねぇ｡｣
グリム｢でも話を聞いてるうちに全員が
おっちょこちょいか､大会が楽しみで
浮かれてるだけなんじゃねーか
って思ってきたんだゾ｡｣
ーガチャッッ!!!
デュース｢エース!大変だ!｣
エース｢ん?なんだよそんな慌てて……｣
デュース｢クローバー先輩が階段から落ちて
怪我をしたって……!｣
ユウ&グリム&エース｢えっ!?｣
グリム｢ふな゛っ!
まさかあの食えないメガネのトレイも?｣
ユウ｢他の人たちは対して知らないから
なんとも言えないけど……
トレイ先輩に限って浮かれてたり､
おっちょこちょいだとは思えない……｣
エース｢確かにトレイ先輩はうっかりで
転んだりはしなさそう｡｣
グリム｢話を聞きに行ってみるんだゾ!｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年1月1日 2時
