180話 ページ48
〜Aside〜
グリム｢オレ様､呼んで来る!
きゃっほーい!テレビに出られるんだゾ〜!｣
ジャック｢ったく｡なんでもありだな……
幽霊相手にまともな試合ができんのか?｣
エース｢ま､いーんじゃない?ユウなんて
選手なのに､魔法が使えないんだぜ｡｣
デュース｢なんだかテレビに出ると思ったら
急に緊張してきたな……｣
クロウリー｢では早速会場ヘ……っと､その前に｡
みなさん､足元に黒い石のようなもの
が落ちていませんか?｣
エース｢え?黒い石?｣
デュース｢学園長が落としたんですか?｣
クロウリー｢いえ……見当たらないなら結構です｡
さあ､コロシアムヘ急ぎましょう｡｣
ジャック｢A､ユウ｡行くぞ｡｣
ユウ｢みんな､頑張ろうね!｣
ーコロシアム 観客席
A｢ユウくん､グリム可愛いぞ!
ファイトー!マブもファイティン!!
ゴーストたちもファイト!
サバナクローも愛してるぞー!ファイト!
推しみんなファイトー!｣
ーフィールド
エース｢あいつ､どっちのチーム応援してんだよ……｣
ー数分後
グリム｢……オレ様が必殺超ロングシュートを
お見舞いしてやるんだゾ!
名付けて､
グレートグリムハリケーン!｣
ーシュン!
ーコロシアム 観客席
A｢あ､やべ｡止めれっかな?｣
ーピタッ!
A｢危ねえーギリギリ止められた……
って､ユウくん!?びっくりして､
気絶しちゃったか……もう少し､
早く止められていれば……｣
ー保健室
グリム｢あっ､ユウ!目が覚めたんだゾ?｣
ユウ｢……あれっ?ここは……｣
エース｢後半試合が始まってすぐ､
グリムがぶん投げたディスクが
頭に直撃しそうになって気絶したの｡
覚えてない?｣
A｢僕がもう少し早く止められていれば……｣
グリム｢超ロングシュートをキメてやろうと
思ったんだけどな〜｡｣
ジャック｢初心者が無茶な真似するからだ｡｣
A｢僕がグリムにはしつこく言っておくから
安心してね!ね､グリム?｣
グリム｢ひょわ……｣
デュース｢とにかく目を覚ましてよかった｡
全然目を覚まさないからAが
実は止めれてなくて悪い所に
当たったんじゃないかと心配してたんだ｡｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年1月1日 2時
