160話 ページ28
〜Aside〜
A｢いやー､いい日だ!推しと追いかけっこが
できる日が来るなんて!｣
エース｢って､お前全然疲れてねぇじゃねぇか!
また､サボったな!｣
A｢サボってないよ?追いかけはしたし､
それに僕が推しに向けて拘束する魔法とか
撃てるわけないじゃん｡かわいそうだし｡
撃とうとおもえば普通に当てれるし､
追いつけるけど｡｣
デュース｢でも､証拠が無いんじゃ捕まえても
どうしようもないのは確かだな……｣
A｢そーそー､証拠無いのに捕まえたら僕らが
悪い認定されるよ?だから､今は先輩たちの
ペン返してもらえればいいよ｡とりあえずは｡｣
ラギー｢はいはい､分かってるッスよ｡ハイ､コレ｡
ここに置いとくッスよ｡ばいばーい♪｣
エース｢くっそ〜!腹立つ〜!｣
デュース｢ローズハート寮長に首をはねられる……｣
ユウ｢ラギーさんは『次も』って言ってたよね?
またなにかするつもりなのかな?｣
ジャック｢てめーら､まだ懲りずに
犯人捜しやってんのか｡｣
エース｢んだよ｡見てたんなら手伝えよな｡
おたくんとこの先輩､
超悪いやつなんですけど?｣
ジャック｢お前ら､何故そんなに
他人のために必死になれる?｣
デュース｢他人のため?｣
ジャック｢怪我したダチの仇討とうって気持ちは
わからなくもねぇが……｣
エース｢は?なに言ってんの?｣
ジャック｢え?｣
エース｢だーれが他人のためなんかに
やるかっつーの｡｣
デュース｢僕たちはこの事件の犯人を捕まえて
手柄を立てたいだけだ｡｣
エース｢そーそー｡あわよくばマジカルシフト大会
の出場枠に入りたいし｡で､世界中に
イイとこみせたい｡｣
グリム｢オレ様だって､絶対アイツを捕まえて
テレビに映ってやるんだゾ!｣
エース｢トレイ先輩には悪いけど
出番はイタダキ､みたいな?｣
A｢マブ……お前らのそうゆうとこ
嫌いじゃないぞ✩むしろ好きみが深い!｣
ジャック｢ハッ!他人のために動くようなヤツは
信用ならねぇと思ってたが……
お前ら､思ってたよりひでぇ奴らだな｡｣
エース｢なんだよ｡オレらよりお前のほうがひでー
じゃん｡その様子じゃ知ってたんだろ?
アイツが事件の犯人だって｡｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年1月1日 2時
