158話 ページ26
〜Aside〜
ケイト｢ええっと､ラギー・ブッチくんは
2年B組だね｡｣
リドル｢2人とも､ご協力感謝する!｣
カリム｢おお｡なんかよくわかんねーけど､
頑張れよ〜!｣
ー教室
グリム｢たのも〜〜〜〜!
ラギー・ブッチはどこなんだゾ!｣
ラギー｢うぃーッス｡……ってまた君らッスか｡
何度言われてもデラックスメンチカツサンド
はもう返せないッスよ〜｡｣
リドル｢ラギー・ブッチ｡今学園内で起こっている
選手候補連続傷害事件について
聞きたいことがある｡｣
ラギー｢おぉっと…
そいつぁ穏やかな話題じゃなさそーッスね｡｣
ケイト｢ちょーっと､表に出てくんない?｣
A｢少しガラ悪いケイト先輩も良き……｣
ラギー｢わかったッスよ｡だから､
乱暴な真似はやめてほしいッス｡｣
ー廊下
リドル｢(さて｡どんなものかハッキリしないけど､
ラギーにユニーク魔法を使われると厄介
なのは間違いないなさそうだ｡)ボクの
『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)』
で……｣
ラギー｢あれれ〜?リドルくん｡マジカルペンなしに
そんな強い魔法を使って大丈夫ッスか?｣
リドル｢えっ?……あ､あれ!?
ボクのマジカルペンがない!｣
グリム｢オイ､ケイト!オマエのペンもねぇんだゾ!｣
ケイト｢うそっ!マジで!?｣
ラギー｢シシシッ!アンタら､
さてはお坊ちゃん育ちッスね?
懐ガラガラ｡隙ありすぎ｡
楽勝で盗れちゃったッス｡｣
グリム｢ふな゛っ!?アイツ､いつの間に魔法を使って
2人のマジカルペンを盗んだんだ!?｣
ラギー｢嫌ッスねぇ｡こんなの魔法使わなくたって
余裕ッスよ!……ん?2人?アイツのも盗った
はずじゃ…!｣
A｢ん?あぁ､僕の?いやー、あれ一応僕の相棒
みたいなモンだからさ〜｡
盗まれると困るんだよね〜
ま､無くても魔法使えるけど｡だからさ､
盗られた後に魔法で取り戻したってワケ｡｣
ラギー｢魔法を使われたら厄介な相手だから
盗ったのに､まさかオレが盗られるなんて……
……予想外だったッスけど､
こんなとこでボコボコにされちゃ
たまんないんで､撤退させてもらうッス｡
ばいばーい♪｣
グリム｢コラー!待つんだゾ〜〜!｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年1月1日 2時
