150話 ページ18
〜ユウside〜
ー夜 オンボロ寮 ユウの部屋
グリム｢うぅ〜ん……ムニャムニャ……
見たかぁ､オレ様のスーパーシュートを……｣
ユウ｢!?……グリムの寝言で
目が覚めちゃったな……｣
ーカチャカチャ←隣の部屋のパソコンの音です｡
A｢……ここをこうかな?いや､
この雰囲気ならこの加工のほうが……｣
ユウ｢Aくん､まだ起きてたんだ……｣
〜Aside〜
A｢よっし､後はラスサビ前mixして投稿したら
終わりー!｣
ーコンコンッ
ユウ｢Aくん､入っても大丈夫?｣
A｢わっ!ユウくん?今開ける｡｣
ーガチャ
A｢どーしたの?……もしかしてパソコンの音
うるさかった?ごめん｡｣
ユウ｢いや､別にそこまでうるさくなかったよ｡
声は聞こえてたけど｡
……というかAくんいつまで起きてるの?
前も寝不足で倒れたんだから､
早く寝たほうがいいよ?｣
A｢あ〜､もうそんな時間?あはは……
ごめん､前から作業集中してると
時間忘れちゃうことよくあって……｣
ユウ｢作業って歌の?｣
A｢そうそう､自分の歌った音源を
より聴きやすくするための作業｡
mixって言うんだけど､その作業
するかしないかで､結構歌の聴きやすさとか
も変わってくるから大事な作業なんだよね｡
いや〜こっちにも使いやすい音源加工アプリ
あって良かった〜!｣
ユウ｢へぇ〜､凄いね……
僕が見ても全然分かんないや……
……あの急なお願いなんだけど……｣
A｢ん?どーしたの?｣
ユウ｢Aくんの歌､ちゃんと
聴いてみたいなって思って……前聴いたときも
ちゃんと聴けなかったから｡｣
A｢僕のクソみたいな歌でいいなら是非!
どうせなら､mix前と後の音源どっちも聴く?｣
ユウ｢いいの?ありがとう｡｣
ー数分後
ユウ｢す､……す……｣
A｢え?監督生くんどした?
お気に召さなかった?💦｣
ユウ｢凄い!!凄いよ!Aくん!
mix?前も凄く良かったけど､
作業したあとの音源はより､耳にスッて
入ってくるような感じがした!｣
A｢そう?……なんか直々に言われると
照れるな……｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年1月1日 2時
