性別不詳オタク歌い手はチート能力を持って異世界へ… (ページ37)

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36話ページ37

〜Aside〜

デュース「はい……！
　ありがとうございます！」

エース「はーぁ。しゃーねえ。んじゃパパッと行って
　魔法石を持って帰ってきますか。」

クロウリー「ドワーフ鉱山までは鏡の扉(ゲート)を
　利用すればすぐに到着できるでしょう。」

デュース「はい！」

グリム「ハッ！な、なんだぁ……？
　オレ様は一体なにを………」

ユウ「あっ……グリム……」

A「面白いことになっちゃったね〜」

あのシャンデリア奇跡的に直せないかな？後で試すか。

A「僕、行く前に準備したいから先に鏡の間行ってて」

ユウ「分かった。なるべく早く来てね。」

エース「ぜってーにサボんなよ!
　オレの退学かかってるんだから。」

A「わかってるって!」

ー数分後

A「よしっ!とりまやってみますか!」

僕は元のシャンデリアをイメージして戻れと願ってみた。

A「ウソ……出来た……僕凄くね?」

クロウリー「信じられません……
　割れた魔法石が元の形に戻るなんて……」

A「うわっ！？学園長！？
　背後から急に話しかけるのやめてくれません?」

クロウリー「これは驚きました……Aくんに
　これ程までの実力があったとは……
　もしかしたら、ドラコニアくんと同等の、
　もしくはそれ以上の
　実力があるかもしれません……
　しかし、性別が……
　もし女性だったら……ごにょごにょ…」

A「なんかよくわからんけど、無視して鏡の間行こ。」
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ー鏡の間

A「おまたせー！」

ユウ「Aくん!来たんだね!」

エース「あ〜あ……なんでこんなことになっちゃったかなあ。
　ついてなさすぎ……」

デュース「ぶつぶつ言って時間はない。行くぞ！
　闇の鏡よ！僕たちをドワーフ鉱山に導きたまえ!」

ーホワンッ

そうして、目の前が真っ白になった。