妖怪の賢者、魔族の王 ページ10
ピサロ「見苦しいところを見せてすまない。私はピサロ。つい最近この幻想郷に来た。」
なんとか話せる状態にまで回復した。
霊夢「博麗霊夢よ。よろしく、ピサロ」
ナズ「もう具合はいいのかい？」
ピサロ「うむ…頭が痛い」
霊夢(魔族の王らしいけどなんか威厳が…)
ナズ(…否定できない)
ピサロ「ところで、私は幻想郷の調査をするに当たり、まずロザリーヒルに帰る方法を確立させたいのだが」
霊夢「紫に頼めば大丈夫だとは思うけど…」
言葉に詰まった様子の霊夢。
ピサロ「?何か問題が?」
霊夢「単純に、あいつがどこに住んでるか知らないのよ」
居場所が分からなければ頼みようもない。
さてどうするか。と、ピサロが考えていると、
紫「貴方がピサロさんかしら？」
ピサロ「っ！?」
反射的に魔法を使いそうになった。
ピサロ「…貴女が八雲紫殿か」
紫「ええ、そうですわ。貴方は私の事は知りませんが、私は貴方の事を知っています」
得体の知れない雰囲気の女性だ…警戒しておこう。
ピサロ「と言うと？」
紫「綺麗な恋人がいるのですね。ロザリーさんでしたか？お似合いのカップルですよ」
誉められてはいるが、ロザリーの名前を出したということはロザリーと接触したのか。
ピサロ「…」
紫「あら、そんなに警戒しないでくださいな。貴方は幻想郷に危害を加える気はないようですし…私も貴方に危害を加える気はありません。」
どうにも喰えない性格のようだ。
ピサロ(…まあ、幻想郷に危害を加える気がないのは事実。ここは信頼するとしよう)
ピサロ「では、一度ロザリーヒルに帰らせていただけるか？ロザリーに無事を報告したい。」
紫「ええ、構いませんが、誰かここからロザリーヒルに案内して、幻想郷がいいところだと教えるのがよろしいかと？」
…喰えない性格ではあるが、頭がきれるし、霊夢も信頼しているようだ。
ピサロ「では、ナズ、ぬえ、それに聖を連れて行ってやりたい」
ナズ「え？私もいいのかい？」
紫「ええ、では、ここで待っていますので、是非呼んでいらしてください」
ピサロ「うむ、ありがとう紫殿。」
霊夢(ねぇ、紫？)
紫(なに？)
霊夢(最近外来人多くないかしら…)
かくして、魔族の王は一度恋人のもとへ戻ることとなった…
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革ベルト
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空幻 - 封印さえとければそのくらいにはw 幼霊夢だと幽香と対等みたいな感じじゃなかったか？ (2012年12月9日 23時) (携帯から) (
レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - チルノが剣...................変なのができそうだなw (2012年12月9日 20時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - おb…某博士のところに行かせて某氷剣の死神並にしてやるw (2012年12月9日 8時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - だめだチルノだけはやめろ「あたいさいきょー」が本当になってしまう (2012年12月9日 1時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - そーなのかー ルーミアの他にチルノもレベルアップさせる予定だ (2012年12月8日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空幻 | 作成日時：2012年11月7日 19時
