星幽剣士対魔剣士 ページ20
魅魔「立会人は私とその辺にいたおっさんよ」
ガーランド「何故ワシはこの席にいるのだ」
ピサロもコンガラも精神集中していて気づかなかったが、それは確かに騎士ガーランドだった。
ガーランド「なかなかの使い手だな。いずれ剣を交えたいものだ」
魅魔「んじゃ、始めー」
ピサロ「セァッ!」
コンガラ「でぇいっ!」
凄まじい速度で剣と刀がぶつかりあう。自然に発生した衝撃波がその威力をありありと伝えていた。
ピサロ「喰らえ!」
コンガラ「なんの!」
ピサロが素早く一息に五回斬撃を繰り出すとコンガラは同じく五回の斬撃で応える。
最も驚くことは、その攻防が刹那程の時間で行われたことだ。魅魔はおろか、優れた剣士であるガーランドにすら、完全にはその軌跡を捉えられなかった。
ピサロ「これはどうだ!」
コンガラ「甘い!」
ピサロが真空波を飛ばすとコンガラはソレを切り落とす。コンガラが素早く背後に回り、体術を交えた連続技を放つとピサロも対術で応じる。
ピサロ「爆裂拳!」
コンガラ「まだまだぁ!」
ピサロが火の玉を飛ばせばコンガラは斬撃を飛ばす。
その闘いは、神速の剣技、様々な攻撃が混ざり合い、見るものを引き込む不可思議の魅力を出している。
ピサロ「っ…」
コンガラ「ぐ…」
流石に集中力がとぎれてきたのか、動きが鈍り始めた。
ガーランド「そこまで!両者引き分け!」
ピサロ「っ…はぁ…」
コンガラ「ふう…」
ピサロ「なかなかやるじゃないか」
コンガラ「貴方こそ」
魅魔「これが青春って奴かしら」
ガーランド「優れた剣士の性だ。強者は強敵を求める。そういうものだ」
コンガラ「はぁ、はぁ…さて、命蓮寺に行くんでしたな?案内しましょう」
ピサロ「ああ、よろしく頼む…ところで、そこの騎士は…?」
ガーランド「テレポ!」
ガーランドは空間移動魔法テレポで逃げ出した。着いた先もまた修羅場だったが。
魅魔「にしても、コンガラの本気久々に見たわ」
コンガラ「それほどの剣士でしたよ、ピサロ殿は」
ピサロ「そなたもかなりの使い手だな。久々に楽しかった」
協力者も増え、ライバルも出来て御満悦のピサロであった。
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空幻 - 封印さえとければそのくらいにはw 幼霊夢だと幽香と対等みたいな感じじゃなかったか? (2012年12月9日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - チルノが剣...................変なのができそうだなw (2012年12月9日 20時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - おb…某博士のところに行かせて某氷剣の死神並にしてやるw (2012年12月9日 8時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
小6ちゅうに病患者 - だめだチルノだけはやめろ「あたいさいきょー」が本当になってしまう (2012年12月9日 1時) (レス) id: 1f4e229d05 (このIDを非表示/違反報告)
空幻 - そーなのかー ルーミアの他にチルノもレベルアップさせる予定だ (2012年12月8日 23時) (携帯から) (レス) id: e6c8caa797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空幻 | 作成日時:2012年11月7日 19時