魔族の王が幻想入り

帰還 ページ11

紫「準備はいいかしら？」
ナズ「大丈夫」
ぬえ「楽しみだなー」
聖「ピサロさんに迷惑かけないように気をつけましょうね＾＾」
ピサロ「大丈夫だ、問題ない」

ロザリーヒルに行くのは、ピサロ、ナズ、ぬえ、聖、紫。
ピサロ(まあ、こいつらなら魔物に襲われても問題ないだろうが…)

ロザリーヒルの他に、デスパレスにも行く予定だ。
ピサロ(気をつけておかねば)

紫「それじゃ、行きますわよ」


〜ロザリーヒル〜

アドン「ピサロ様…今頃何をなさっているのだろう。危険な目にあっていなければいいが…」

しっかりロザリーの警護をしているアドン。
アドン「ロザリー様も寂しそうだし…早く帰ってこないかなぁ」

ぬえ「へー、ここがロザリーヒルかー！」
聖「居心地の良さそうなところですわね♪」
アドン「な、何奴！」

突然旅の扉から出てきたぬえ達。

ぬえ「ん、誰？」
アドン「私はピサロナイト。貴様ら、この村に何用だ」
ナズ「ピサロナイト？ピサロの部下かい？」
ピサロ「うむ、しっかり仕事しているようだな、アドンよ」
アドン「！！?」

アドンの思考が追いつかない。

ピサロ「…落ち着け」
アドン「ハッ！?も、申し訳ありません！」
ピサロ「こいつらはだな…」

魔王説明中…

アドン「な、成る程、ご友人でしたか。これはとんだ失礼を…」
全員「まあ幻想郷ではよくあるし…」

ピサロ「ロザリー、ただいま。」
ロザリー「お帰りなさい、ピサロ様。どうでしたか？」
ピサロ「うむ、土産話が沢山ある。アドンもご苦労、家で話そう。」

ぬえの目には、ピサロがとても嬉しそうに見えた。なんとなくだが、そう感じたのだ。

ピサロ「何日かこちらに居て、そうしたらまた向かうとしよう。」

数時間後…

ピサロ「…とまあ、こんな事があってな…」
ロザリー「お酒の飲み過ぎはよくないですよ…」
ピサロ「…すまん」

アレは流石に反省。

ナズ「優しい恋人で良かったねぇ…」
ピサロ「うむ、そうだろう。…っと、デスパレスにも向かわねばな。」
ぬえ「ついてくー」

何故だかぬえと紫がついてきたがる。

ピサロ「まあ…いいか。ロザリー、白蓮達にも話を聴かせてもらえ」
聖「はい＾＾」

ピサロ「行ってくる」

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