証明? ページ40
Aside
A『やっぱり研磨強い…手こずった。』
孤「嘘つかないで。圧勝じゃん。」
A『でもね…強かった!!』
先輩だからさ、『俺の方が強い!』
なんていいずらいじゃん?
五色じゃあるまいし、俺は自信がある訳でもない。
どちらかというと俺はただの強がりだ。
『俺は強いから舐めんな!』なんて
本音じゃないからね。俺に自信なんて
1mmもないんだから。
ただ弱くみられたくなかった。
俺は弟を守るから。だから強い意思を
持ってるよ!ってアピールするため!
A『研磨。相談のっ…「やだ。」』
そう言われたのでトボトボと
廊下を歩いていた。
誰か相談にのって下さい…
牛「Aじゃないか。」
A『牛島さん!あの…相談に
のってほしいんですけど…いいですか?』
牛「あぁ。」
ということで自販機で珈琲を買い、
ベンチに座りながら聞いてもらう。
A『俺…自信がないんですよ…
自分が“強い”って思えないんです。
いつものは見せる場だけであって、
俺の本音はそんなこと
思ってないんです。でも…
俺は(牛「Aは強い。」えっ?』
牛「自分でそう思えないのなら、
証明してやろう。Aが何でも
出来る天才だということを。」
俺にはわからなかった。
こんなに下手な俺に天才とか
何でも出来るとか証明出来る筈ない。
A『本当に俺を天才だと?』
牛「あぁ。白鳥沢に来てくれて
良かったと思ってる。」
牛島さんに相談した後、俺は部屋に戻り
ベッドへDIVE!!!
五「どうしたの?この時間に帰ってくる
なんて珍しいじゃん。」
A『自分のキャラが意味わかん
なくなった。のと、自信がなくなった。』
五「だから中身が空みたいになってんのか。」
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作者名:幸ぴろ | 作成日時:2020年5月24日 13時