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千賀さんが2回を無失点で終わり3回から私が投げる予定になっている

いつもと違うキャッチャーだし12球団のファンの前で投げるし緊張しまくってる

松井「Aちゃん大丈夫？」

「無理吐きそう」

松井「やめてよね？！！！」

いざマウンドで投げると割と緊張はしなくてツーアウトまでサクッといけた

友哉からのサインはフォーク

ただフォークが抜けてほぼ真ん中にいってしまった

直感的に打たれると思ってグラブを出したけどライナー性の打球がセカンドに飛んでいく

セカンド方向を振り返ると浅村さんがダイビングキャッチしていた

ナイスプレーと内野陣に称えられてベンチへ戻る浅村さんに声をかけれず

千賀「おつかれ～」

「千賀さん！浅村さんと話したいんですけど……」

千賀「今1人やん話してきいや」

「え？！？」

そう言って急にベンチに座る浅村さんの横に座らせてきた

浅村「？」

「えっと、その、あの…… 好きです！」

浅村「え？」

「あ、いや、好きじゃなくて… いや！好きなんですけど！！だから、その、さっき助けてくれてありがとうございます…！」

浅村「あ～そういうことな、全然ええよ」

見た目はちょっと怖いけど優しそうな人だな

千賀「Aが浅村さんに告白しとる～」

甲斐「大胆やな」

松田「なんやお前！Aありがとうのハグぐらいせんか！」

もう最悪ホークスと来るんじゃなかった

マッチさんのせいでベンチ内はハグする流れになってしまったし

「浅村さんさっきは助けてくれてありがとうございます！大好きです！！」

半ばやけくそで浅村さんに抱きついた

浅村さんからの反応がなく、すいませんと離れようとしたら背中に腕が回り

浅村「俺もやで」

びっくりして腕を回したまま見上げると至近距離に浅村さんの顔があって、顔に熱が集まるのが分かった

秋山「アサもだいぶ大胆だよね」

森「アサさん何してんねん！！」

鈴木「Aちゃん顔真っ赤じゃん」

背中に回っていた手が頬をつつく

浅村「顔真っ赤になってんで？」

「浅村さんのせいです！」

浅村「しゃあないやん、可愛いんやもん」

森「はーーい！ストップー！！」

友哉のおかげでなんとかなったけどこれ絶対いじられるやつやん

後ろで千賀さんがニヤニヤしてるし多分後でホークスに戻ったらみんなに言われるやつ

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