今日:5 hit、昨日:26 hit、合計:149,968 hit
小｜中｜大
強さ ページ22
·
Kai side
Aがマウンドに上がるとザワつく球場
そりゃそうださっきビールをぶっかけられた選手が投げるんだ
嫌でも聞こえてくるヤジ
よくマウンドに立ってられるなと思う
1アウトをとった後Aの様子がおかしくなった
明らかに投球に集中出来てない
審判に時間をもらいマウンドで集まる
甲斐「大丈夫か？」
「すいません… 」
マッキーに支えられながら呼吸を整えるAの目は既に真っ赤だ
今宮「A無理すんな」
「大丈夫です… いかせてください！」
Aの強い気持ちに誰もマウンドから降りろなんて言えなかった
松田「あと2アウトさっさと取るで！！」
そう言ってAの頭を雑に撫でるマッチさんに続いてそれぞれの持ち場に戻った
ベンチを見ていたAがふんわりと笑いサインに力強く頷いた
そこからは簡単に抑えることが出来た
甲斐「ナイスピッチング！」
「ありがとうございます！」
目を赤くしながら笑う姿に胸が苦しくなった
·
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 152人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
設定タグ：プロ野球 , 福岡ソフトバンクホークス
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヲ | 作成日時：2020年2月13日 1時
