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ヒロインページ15

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アナ「今日のヒーローは千賀投手とA投手です！」

まず千賀さんがインタビューを受けている

流石に常連だからか凄く慣れている羨ましい

すると突然千賀さんがこっちを向いてニヤニヤして話している。スタンドのお客さんが笑ってるし何を言ったのか気になる。

アナ「次はA選手です！初登板どうでしたか？」

「正直めちゃくちゃ緊張してて記憶ほとんどないんですけど… マウンドでたくさん声掛けてくれた野手のみなさんや甲斐さんのおかげで無失点で終われたと思います」

アナ「初登板だけでなく初勝利というものも手にしましたがどんなお気持ちですか？」

「いや…それはちょっと… 横から(千賀さんの)圧が凄いのでアレなんですけど、ギータさんが打ってくれたので… 正直めちゃくちゃ嬉しいです！」

笑顔で答えると横でおい！とツッコんでいる千賀さんが見える

アナ「ウイニングボールはどうされますか？」

「そうなんですよね～… 別にこだわりとかないのでメルカリで売ろうかな？」

そう言って笑うと慌てて止めてくるアナウンサーの方

無事にインタビューは終わり千賀さんと2人での写真撮影

千賀「ウイニングボールはちゃんと大切にしろよ」

渡すなら大切な人とかお世話になった人に渡せよと言われ今思いついた人は1人しか居なかった

「千賀さんボール貰ってください」

千賀「マジで言ってんの？」

「大切でお世話になった人だからです」

千賀「馬鹿じゃねえの…」

そう言って嬉しそうに受け取り私のウイニングボールを持つ千賀さんと肩を組んで撮影した

千賀「次は41勝目のボールちょうだい」

そう言って頭を撫で先を歩く千賀さんは誰が見てもこのチームのエースだった