GEAR 32 ページ33
『幹ちゃん！』
東堂「巻ちゃーーーーーーーーん！！！」
真波「坂道くん…！」
石垣「総北…か！！」
福富「予定を詰めて明日明後日参加してくれることになった。」
荒北「ケッ！どこが来ようと同じだろ」
新開「靖友、見てみろ。寿一の顔がどことなく嬉しそうだ」
金城「福富、こうして会うのは久しぶりだな」
福富「ああ、金城…感謝する」
東堂「東堂尽八！たった今絶好調になったぞー！わーっはっはー！」
泉田「相手にとって不足なし、ですね。」
石垣「あれ？御堂筋がおらへんな…」
┈┈┈┈
御堂筋「これは予定変更やな…小鞠クゥン？」
岸神「はい。そういう事なら情報に寄れば箱学マネは総北マネと古い付き合いなので出来ますよ。」
御堂筋「ここであの情報得られたらインハイの優勝はボクのもん……一石二鳥や…ﾌﾞﾌﾟﾌﾟｯ」
┈┈┈┈
練習も終わっていたのでそのまま
箱学メンバーは総北のみんなと話をしていた
寒咲「Aちゃん！久しぶり…」
『…お泊まりから１週間も経ってないけど、あ！そうだ、メガネくんいる？』
そう言い周りを見渡すと真波くんと一緒にいた
小野田「来たよ、真波くん！」
真波「インハイ前の前哨戦だよ、坂道くん。オレ、ワクワクしてる！」
小野田「ボクも楽しみだよ！よろしくね！」
秋葉原でのお礼を言おうとしたが
真波くんが楽しそうに話しているのを見て
また後でいっか…と視線を戻すと
いつの間に目の前に東堂さんがいた
東堂「巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん！水臭いぞ！何で言ってくれなかったんだー！」
巻島「げっ…近すぎっショ！オレ達も聞かされたの昨日でどうせ来れば分かることだしと思って連絡しなかったっショ…」
東堂「ならん、ならんよ巻ちゃん！何でも報告しあう仲ではないか！！」
巻島「いつも一方的に報告してくるだけっショ」
東堂さんの顔がキラキラしてる…
部室でよく電話をかけて出ない出ない騒いでた相手はこの人だったのか、と納得する
鳴子「マネージャーこの子と知り合いなんか？」
寒咲「うん、小さい頃から仲良しなの」
鳴子「オレは浪速の高速スプリンター、鳴子章吉っちゅーもんですわ！オレの走り見てったってや！」
『よ、よろしくお願いします！』
小さいのに威勢が良く圧倒される
鳴子「あれ？スカシはどこ行ったん？」
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作者名：梓音 | 作成日時：2017年8月7日 22時
