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午前の部はあっさりと終わり、お昼休憩。

海斗がほんとに頼んでくれたアイスは、お兄ちゃんが校舎内にあるアイスの自動販売機で買ってくれた。







 


 


七五三掛 「じゃ、俺らお昼ご飯食べてくるからまたね。熱中症気をつけてよ」


川島 「Aちゃんの競技見るからね!」


吉澤 「頑張れよ〜」









 


元太くんのリレーは、元太くんの活躍によって優勝していた。

さすがサッカー選抜メンバー。これでクールだったら最高なんて思ったことは、言わないでおく。

ちなみに、海斗も1位でゴールしてた。





 


 




松田 「先輩の頑張れって声聞こえました!もしかして俺の事好きですか?」


松倉 「お前相変わらずヤベーな」


『頑張ってる人見たら応援したくなるからね。みんな平等に』


松田 「...先輩、手強すぎます」


『あ、そうだ。これ、お兄ちゃんからの差し入れ』


松倉 「...は?笑 たこ焼き?笑」


松田 「うまそ!」


『今食べちゃお』





 


 


 

我が兄ながら、なんでたこ焼きチョイスしたんだろうと疑問に思うけれども、いつ食べてもたこ焼きは美味しい。

....あの時、うみ先輩を待ちながら食べたたこ焼きはあんまり美味しくなかったけど。





 


 



松倉 「A、どうした?」


『...ん?』


松倉 「悲しい顔してたから。...あっ!あの時のたこ焼き不味かったとか!?」


松田 「あの時?」


『いや、違うし。てか、あの時のこと禁句』


松倉 「え、ごめんごめん。キレると思わなかった。食べるから!」







 


 


そう言ってあの日と同じように口の中をたこ焼きでパンパンにする海斗。

だから、そういうことじゃないってば笑




 



 




松田 「やっば海斗笑 写真撮っとこ」


松倉 「はひんほんは!!(写真撮んな!!)


『まあ、海斗らしいけど笑』







 


 

お昼も食べ終わって、午後の部が始まった。

次の次が、三人四脚と障害物リレーが連続なんだよね。

なかなかなくない?連続で出場って。

....ま、頑張るしかないか。

気合を入れて、靴紐をきつく結んだ。

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設定タグ:中村海人 , 松倉海斗 , TravisJapan   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ニモ | 作成日時:2020年11月17日 20時

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