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『え、外装からもう綺麗じゃん』
松倉 「だろ?」
SNSで話題になり始めてるくらいおしゃれな外観。
中に入れば、オーナーらしき人と男の人がテキパキと働いていた。
..........って、閑也先輩!?!?
吉澤 「えっ、お前ら何しに来たの」
松倉 「いや、客だよ客」
吉澤 「いいだろ友達なんだから。
俺働いてるのバレたじゃん超最悪」
『閑也先輩私たちのこと嫌いなんですか!酷い!』
吉澤 「嫌いじゃねーから、早く座れ」
松倉 「お前!客だぞ客!」
吉澤 「なんだよそれ笑」
なんか、世界って狭い。
閑也先輩はコーヒーがおすすめだと言ったけどあいにく飲めないから紅茶を頼んだ。
海斗も紅茶を頼んで、閑也いるなんて知らなかったと頭を抱えた。
最近の海斗頭抱えすぎて心配になってくるわ。
吉澤 「ほい。紅茶。砂糖適当にそこから足して」
松倉 「説明雑かよ」
吉澤 「あ、Aちゃん。もしかしてしめからきいた?」
『へ?お兄ちゃん知ってたんですか?』
松倉 「しめしってたのに言わなかったとかまじかよ」
吉澤 「マジで知らなかったんだ。」
紅茶を1口、口に運ぶ。
...え、美味しい。ここの紅茶すごい美味しい。
『....あっ、』
ふと、うみ先輩に返信していないことを思い出して携帯を開く。
なんて返そうかな。
松倉 「どうしたの」
『ん? うみ先輩からのLINEなんて返そうかなって』
松倉 「...どんなの?貸して」
『はい』
メッセージ見たいのかなと思って貸すと、そのままスラスラと文字を打ち始めた。
『え、ちょっと海斗』
松倉 「よしっ。送信しといた」
『嘘でしょ!?』
Aそうなんですね
A私も好きな人いるんです
A先輩には内緒です。
A今度直接お話する機会があったらいいですね。また今度。
『最後素っ気なくない?』
松倉 「いいんだよ男はそれで」
『ふーん』
まあいっかと思い、また1口 砂糖を入れて甘くなった紅茶飲んだ。
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作者名:ニモ | 作成日時:2020年11月17日 20時