【 24 】 ページ23
.
Pink side
.
｢行ってくる〜｣
桃 ｢あっ！俺のも...って、行くのはや｣
紫 ｢最近落ち着いてきてるよな、A｣
黄 ｢でも手の力、前より弱なってると思う。
この前カバン持てへんって言うてたし｣
橙 ｢難しいなぁ、病気って｣
青 ｢強がりやもんな、何かあっても言わんし｣
赤 ｢でもまあ、最近は素直になってきて可愛くなった｣
緑 ｢せやな｣
桃 ｢俺ジュース買ってもらってくる〜｣
.
確かに、前よりは素直になった。
って言っても、俺は年下やからあんまりわからへんけど(笑)
前の俺はAに敵対心むき出しやったからなぁ
そりゃあ、知らんよな
.
桃 ｢えっと、確か2階やんな｣
.
楽屋は4階。なんでこんな遠いところに自動販売機あるん？
だるいわ！もう歳！
.
2階に降りると誰かの息切れをしたような声が聞こえた。
やっぱ疲れるよなぁ...って、今この棟にいるのって
俺らだけやんな？
...！
てことは
.
桃 ｢A！おい！｣
｢ッハッ...ﾊｧｯ､ﾊｱ....ﾉｿﾞｯ...ム...｣
桃 ｢今淳太たちに電話するからな、えっと、｣
prrrrr.....prrrrr.....
黄 『もしもし？』
桃 ｢Aが！Aが！｣
黄 『今どこにおる！？』
桃 ｢2階の、自動販売機、早く、｣
黄 『今行くから、お前も落ち着け』
.
あかん、手が震えて何も出来ひん。
....なんで、こういう時に助けられないん...
悔し涙が大粒で流れる。
苦しいのはAのはずやのに...
すぐに淳太たちがきた
.
黄 ｢はまちゃんは望を落ち着かせて、｣
桃 ｢救急車！早く！｣
紫 ｢こんなところで呼んだら
ファンのみんなにバレてしまうかもしれんよ。
スタッフさんに車出してもらって急いで病院に行くで｣
桃 ｢...ｸﾞｽﾂ｣
黄 ｢大丈夫。大丈夫やで、
ゆっくり吸って、吐いて｣
赤 ｢落ち着いた？｣
緑 ｢過呼吸は大丈夫やけど、全身の力抜けてるかもしれん｣
｢...ごめん、｣
青 ｢ん？｣
｢迷惑かけて、ごめん｣
橙 ｢そんなん言ってる場合ちゃうやろ、
そもそも俺ら迷惑かけられてると思ってないし
手握ってみて...うん、立てるか？｣
｢...うん｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 504人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のんたん(プロフ) - 続き観られてすごく嬉しいです！次も楽しみにしてますね！ (2018年6月13日 18時) (
レス) id: 962358cccc (このIDを非表示/違反報告)
みそおまめ(プロフ) - のんたんさん» ありがとうございます（泣）頑張ります！ (2018年6月12日 21時) (レス) id: d68b0555ed (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - はじめまして読ませて貰いました。早く続きがみたいです！続きを楽しみにしてますね！ (2018年6月12日 20時) (レス) id: 962358cccc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みそおまめ | 作成日時：2018年6月10日 19時
