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「ふぅ…だいぶ片付いた」
今にも壊れそうなベッドの骨組みは全部捨てて直にマットレスを置いて監督生さんから貰ったシーツを被せたらマシになった。
「うへぇ…やっぱ少しかび臭い…」
クローゼットとかは少しガタついてたが丈夫だったのか壊れてなさそう…と中にあったハンガーに手をかけたらハンガーラックの棒の部分壊れた。
これは…もうクローゼットじゃなくて棚として使おう。
「ようやく一部屋終わった」
カチカチスイッチを押すが電気はつかない。おそらく電球?が切れているのだろう。蝋燭でも後で貰おう。
少し休憩しているとノックの後に監督生さんが入ってきた。
「お茶でもどうですか?」
「うわ…ありがとう…喉乾いてたところだったから本当にありがたい…」
冷たすぎず、ぬるすぎず、程よく冷やされたコップいっぱいのお茶はすぐに無くなった。
「そういえばお金がないって言ってましたよね」
「お恥ずかしながら」
「一応学校内にカフェがあってそこでバイトができるんですけど…」
「それってここの学生じゃない私がしていいものなの?」
「実は学園長には許可もらってるんです」
ふぅん…やってみようかな…人生初のバイトが異世界でいいのかっていう気持ちもあるけど…まぁ学生で仕事を貰ってるし、問題ないでしょ。多分。
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はまぐり(プロフ) - くっ…神コラボ!!!好き!!(語彙力) (2021年4月1日 14時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
どん - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年3月24日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
@〆鯖かにかまチョモランマ(プロフ) - めっちゃ好きです! (2021年3月21日 17時) (レス) id: 08c5a00f85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴぜん | 作成日時:2021年3月16日 7時