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最後まで哲人の優しさに甘えて動き出さなかった、


ずっと子供のままで一歩踏み出さなかったのは私だったんだと。



なんで哲人が泣いていたのかも、


なんで引き止めなかったのかも、今になってわかった。






哲人と見てきた景色がいつか全部変わっても、


あの頃確かに私と哲人ここにいたんだって


心から笑えるように


胸にしまって生きていく。









だから忘れないで。







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作者名:もこ | 作成日時:2023年12月9日 2時

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