【ヒロアカ】姫ちゃんは姫と呼ばれたくない【爆豪勝己】 (ページ6)

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私の家ページ6

パソコンの支払いを終えた私達はそのまま学校の隣にある私の家にやってきた。

「二人共ここで待ってて」

扉の中を見られないよう扉を少しだけ開けてするりと家の中に入った。

「姫、フルタワーパソコンってすっげー重たくね？俺らも行くって」

でも心優しき瀬呂くんがドアを掴んで引き止める。

(辞めて、瀬呂くん…！その優しさ今は罪作りだから…！！)

そう、私の家の中には見せられない理由がある。

「…おい、姫。中入れろや」

爆豪くんは顰めっ面のまま力を入れて半ば無理やり私の家に入ってきた。

「あっちゃー…。そーゆーことね」

目の前に広がる光景を見られて、私は顔を覆いさめざめと泣いた。

「…デク達と切島達も呼んでくる」
「辞めて、お願いこれ以上バラさないで！！」
「アホか！！こんな汚ねぇ部屋のままキャンプに行けっか！！！っつかパソコンの中身も怪しいだろ？！」

…そう、私の部屋は超がつくほど汚いの。
最近ストレス発散をするためゲーム三昧してたらあっという間にこんな状況で…。

「オッケー、俺はパソコンの管理してくるな。姫～工具どこ～？」
「え、えーと」

とりあえず、私は瀬呂くんを物置に案内した。

「まずは探すとこから？」
「ご、ごめんなさい…」
「あはは、予測はしてたし大丈夫でしょ」

瀬呂くんの空笑いが部屋の中にこだました。