メインジョブ選び ページ1
「それでは、評価に移る。まず爆豪、戦闘面では突っ走りすぎる面は否めないが、それ以外のサポート面では評価に値する。お前の次の課題は爆破対策をされた時どうやって突破するかだ。
次、緑谷。周りにいるメンバーの能力によって個性に使い方を変えたことは凄く合理的だ。
次、A。お前の評価はオールマイトさんが直接言う、体育館βへ向かうように。
次…」
(オールマイト先生が直接…？)
嫌な予感を感じながら体育館へ向かった。
🌟 🌟 🌟
広い体育館に到着すると、中でオールマイト先生とミッドナイト先生が待っていた。
「よく来たね、A少女。少し実験に付き合ってもらいたい」
「はい、わかりました」
ミッドナイト先生がパンチングマシーンを持ってきた。
「Aさん、オールマイト先生にスタンダードステップをかけてくれない？」
「…？はい」
私は言われたまま飴を舐めて踊りを踊り、スキルを使った。
そして、オールマイト先生が殴る。
「これが今の数値ね。次、エルボルデン」
「はい」
同じように赤魔道士の飴を舐めてスキルを使った。
そして、オールマイト先生が殴る。
けど、さっきと数値が変わらない。
「それじゃ、次竜騎士」
「は、はい」
嫌な予感を感じながら、私は飴を舐めてスキルを使った。
ちゃんと龍の眼のエフェクトも出てる。
それなのに、オールマイト先生が殴ってもさっきと数値が変わってない。
「最後に占星術師」
「は、はい…」
恐る恐る飴を舐めて、スキルを使った。焦ったせいか失敗して、世界樹の幹(遠距離攻撃アップ)を引いてしまった。それでも一応使って、ディヴィネーションも使ってみる。
すると、オールマイト先生がパンチングマシーンを殴った瞬間、マシーンが壊れてしまった。
「いやぁ、本気を出してないのにこの威力は凄いね」
「Aさん、わかったかしら？貴方の個性の元はゲームだけど、使ってる場所は現実。現実であまり使わない個性の威力は無くなるし、ある一定数使わなければ威力も落ちてそのうち消えてしまうのよ」
「じゃ、じゃあ機工士のスキルが通らなかったのも…？」
「鍛錬不足だね。A少女の個性は色々な職業を体験できるから頼もしい。しかし鍛錬しなければ威力も上がらないってことさ！元に一番最後に使った星天開門はとても素晴らしい威力だった」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：でんきねずみ | 作成日時：2023年2月22日 21時
