姉妹がアイドルと恋したら。第2章 (ページ8)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:57,270 hit

時間が経つのは早いもので。ページ8

あれから海で遊んだみんなと、
浜辺で話してたあたしたちと、
ジュースを買いに行った２人も
みんなでワイワイしながら時間は経って、
気が付けばもう日付も変わっていた。

重「あーあ。もう帰る時間？」

桐「むっちゃ楽しかったなぁ！」

神「ほんまやね、むっちゃ楽しかった！」

流「今度いつ会えるんかな？」

淳「わからへんけど、また遊んだってな！２人も暇な時はまた連絡くれたらええから」

沙織「うん！」

瑞稀「おっけい！」

なんか、寂しいな。

濱「瑞稀、ちょっとええかな？」

瑞稀「ん？」

沙織「いいよ、少しくらい。あたしたちここで待ってるから」

あたしは濱ちゃんに呼ばれて、
２人で少し話すことになった。

瑞稀「どーしたの？」

濱「え、あー…えっと…また会おうな」

瑞稀「え？うん！そりゃもちろん！」

濱「俺も暇してる日はあるし、こっち遊びに来たりできるし…」

瑞稀「なに、寂しいの？」←(￣+ー￣)

濱「あ、あほ！そんなんちゃうわ！まぁでも…寂しくないって言うたら…嘘になるかな。そりゃそうやろ！短時間でむっちゃ仲良くなったんやから！一応俺やって寂しいって気持ちくらいあるよ」

瑞稀「大丈夫、また会えるから」

濱「…おう。」

瑞稀「沙織と小瀧がうまくいくまで、あたしは諦めないからね！」

濱「俺も言おうと思っててんけどな、のんすけにそれとなーく聞いてみるから。沙織ちゃんのこと」

瑞稀「あたしも！！」

濱「瑞稀、ほんまにありがとう。いい思い出が出来てよかった」

瑞稀「あ、そうだ…」

あたしは指につけていた
シンプルなピンキーリングを濱ちゃんに渡した。

濱「え？」

瑞稀「あげる」

濱「いやいや、貰えへんよ！」

瑞稀「これね、願いが叶うピンキーリング。あたしの願いは叶ったから、今度は濱ちゃんに願い叶えて欲しい」

濱「瑞稀の願いってなんなん？」

瑞稀「大好きな人に、頑張れって言えますように」

濱「瑞稀…」

瑞稀「今度は濱ちゃんの番！指に付けなくてもいいから、ちゃんと肌身離さず持ってて」

瑞稀「いっちょこの指輪に賭けてみるかな！」

少年のようにいたずらっぽく笑う濱ちゃん。

すごく、愛おしいです。

濱「行きたいとこ、沙織ちゃんと考えといて？」

瑞稀「わかった！」

濱ちゃん、あたしは
濱ちゃんがいればどこでもいいよ。