姉妹がアイドルと恋したら。第2章

出逢えた奇跡。続く幸せ。 ページ49

あたしたちはあれから
小瀧の家でずっと語り合っている。




沙織「なんか未だに夢みたいだなぁ」


瑞稀「わかりますそれ」


望「言うて俺らもそう思ってんねんな。な？濱ちゃん」


濱「そうなのよ。これ夢やったらどーしよって勝手にビビってな(笑)」


沙織「これからどーなるかな？」


望「俺と沙織は安泰や(笑)自信ある」


濱「俺らやって安泰やんなぁ！？」


沙織「ま、のんちゃんが気移りしない限りはね！」


瑞稀「右に同じく」


望「ひっど！！気移りなんてせぇへんわ！！」


濱「俺もや！！」


瑞稀「でも、帰ったら寂しくなるなー」


濱「心配せんでええよ。ちゃーんと連絡入れますんで！！！なんならできる時は電話しちゃうし？」


瑞稀「出れたら出るわ」


濱「なんでそんな一気に冷たなんの！？(笑)」


望「あーだめだめ(笑)こいつ冷徹女やから。濱ちゃんがそんなオドオドしてもこいつはなんともないで(笑)」


瑞稀「うるせぇな小瀧は」


望「いい加減その呼び方やめろや！腹立つねん！」


瑞稀「はぁ！？じゃあ小瀧こそ誰に向かってお前なんて言ってんだ！！」


濱「恒例やな。この2人の口喧嘩(笑)」


沙織「あたしたちは黙って見守ることしかできないね(笑)」


望「大体お前と沙織はほんまに姉妹なんかぁ！？性格全っ然ちゃうやん！！」


瑞稀「あたしと同じ血が流れとるわ、お前の彼女にも。さらに言ってしまえばあたしはお前の彼女に口喧嘩で勝てたことはないよ。かなり強いから。あたしよりもね」


望「そ、そんなん別に許すし！！彼女やからね！！許すよ、口悪いくらい！！」


濱「え？沙織も口悪いん？！」


沙織「濱ちゃんには打ち明けるけど、結構悪いんですわ。あたしも(笑)だけどあたしは瑞稀のが悪いと思ってる！けどなぁ…」


瑞稀「あーはいはい。そーですか！じゃあいかなる時も許すんですね。随分と心がお広いこと〜」


望「んだぁぁあああ！！！腹立つわほんま！！お前なんやねん！！」


瑞稀「ふっかけてきたのオメーだろーがぁああ！！」


濱「なんかのんすけが羨ましくなるなぁ〜」←


沙織「あたしも。瑞稀が羨ましくなる(笑)」


濱「心開いてるからあんな言い合いできんねやろな」


沙織「そうだねーほんとに。いい関係だ。2人とも。あ、でもあたしはのんちゃんの件で相談役に濱ちゃん抜擢する予定！」


濱「なんなりと(笑)」






あたしたちは幸せだ。
今も、これからも。




ずっと。





end.

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