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俺たちにできること。 ページ41

小瀧side


沙織が遊びに来た。
2人でデートってのもアリ。
でも、やっぱり濱ちゃんたちが
どうしても気になってしまって。


結局家に誘ってしまった。
その方が、気にせず2人のことを話せる。



散らかった部屋に招待するのは
やっぱりあかんかったなと思いながら
お茶を持っていくと、沙織は
散らかった服を全て綺麗に畳んでくれた。



こういうとこが好きやねん。←









話題は濱ちゃんと瑞稀のこと。







濱ちゃんはきっと瑞稀が好き。
でも素直になれない濱ちゃん。
それは俺とは別の理由やと思う。


大好きな瑞稀が、
今までの彼女みたいになったら…

また自分がロボットみたいになったら…




怖いんや、きっと。









沙織「バカだなぁ…のんちゃん」


望「え?」


沙織「瑞稀は絶対濱ちゃんから離れないよ。何もない限り。あたしが保証する」


望「沙織…」


沙織「瑞稀も過去に…辛い経験なんてたくさんしてるんだもん。同じ痛みじゃなくたって、傷を負う辛さは分かってる」


望「…」


沙織「みんな、辛い想いして悲しい涙流して、強くなるんじゃないかな」






そう言った沙織は、
とても優しく、真っ直ぐだった。









望「沙織、ありがとう。それ…濱ちゃんにも話したって?絶対元気出ると思うし、勇気持てるはずやからさ!」


沙織「うん、今度話してみる!でもあたし考えたんだけどさー、瑞稀がなかなか奥手だから長期戦だよきっと」


望「あいつ奥手なん!?アレで!?あの性格で!?はーー。人って見かけによらんわぁ〜」


沙織「そこそこ好きな人にはガンガン行くけどね、本当に好きな人には超奥手なの(笑)何でかって聞いたらさ、失いたくないからって言ってたんだ」


望「たまにそーやって可愛い女の子になんねや(笑)姉妹揃ってあざといわぁ〜」


沙織「濱ちゃんには、きっと奥手だよ。濱ちゃん失ったら、今の瑞稀には何も残らなくなっちゃうから」









あいつは強がってるだけ。
ほんとは濱ちゃんを想ってんのに
うまく言葉に出せへんし、
居なくなるのが怖くて踏み出せない。





…俺によく似てんねん。















沙織「瑞稀には、絶対幸せになってもらいたいんだ。姉妹だから、妹の幸せ願うのは当然だけど…濱ちゃんも瑞稀が好きなら尚更そう思う」


望「そうやなぁ…今日の夜、メシ食った後各自話してみよか?」








夜メシの後、俺は瑞稀。
沙織は濱ちゃん捕まえて話すことになった。

あなたの好きなとこ。→←夢のような。



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ゆま(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです! (2017年12月3日 7時) (レス) id: f1fb311db4 (このIDを非表示/違反報告)
ののいん(プロフ) - きゅんきゅんしました^^ (2017年9月30日 23時) (レス) id: 23814b9144 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» でわ、フォローさせていただきます! リプしますので!! (2017年8月27日 19時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - れ なさん» はい!お知らせの所に書いてあるのでよかったら(*´∀`*) (2017年8月27日 19時) (レス) id: 73b563dda1 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» いやいや…、あの、Twitterしていたりしませんか?? フォローしたいんですが…。 (2017年8月27日 16時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2017年8月24日 12時

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