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さらば、夢の国。 ページ36

閉園の時間となり、
もう夢の国とは
しばらくのお別れ。




望「ホテルまでどうやって行くん?」


沙織「電車かなぁ?」


濱「車で俺ら来てるし、送ってくわ」


瑞稀「え、ほんとに!?」


濱「ええで?どうせ暇やし、な?のんすけ」


望「おーう、暇やね(笑)」


濱「気にせんでええで?さっき沙織ちゃんにホテルの場所聞いたけど、俺んちからそう遠くないし。ということはのんすけも近いっちゅーことや」


瑞稀「2人家近いの?」


望「俺んちから濱ちゃんち、歩いて30分くらいかなー」


濱「車で15分くらいやな」


瑞稀「やっぱはまこただな〜( ˙-˙ )」


濱「のんすけが寂しいっていうから」





何から何までありがとう。
ほんとに優しい2人だな(*´∀`*)









なんて思いながら、
あたしたちは濱田様の車へ。









勝手にイメージしてたクルマと
結構合致してたことが
少し嬉しくて、笑顔がこぼれた。









嬉しいことに、あたしは助手席をゲット。
とうとう涙が出そうになる。









濱「どうした?なんか黙っとるけど」


瑞稀「濱ちゃんのクルマ乗ってるなんて夢みたいで嬉しいんだよ」


濱「んな大げさな(笑)」


瑞稀「ほんとだよ。普通乗れないからね?ここ」


濱「また乗ったらええやん」


瑞稀「へ、」


濱「またどっか出掛けよ。2人でも俺は平気やからさ」









濱田様、ちゃっかりすごいこと言ってますぞ。









あたしの心臓をどうするおつもりですか(TT)









小瀧と沙織は後部座席で
なにやらディズニーの思い出を
語り合っている様子。









濱「ホテル着いたらさ、ちょっと時間ある?」


瑞稀「時間?」


濱「話したいなぁーって」


瑞稀「いいよ」


濱「のんすけたちもそうすぐにはバイバイせぇへんから(笑)」


瑞稀「そうだね(笑)」









クルマはホテルに到着し、
小瀧と沙織は部屋へ。
あたしと濱ちゃんはクルマで
ゆっくり話すことにした。









濱ちゃんは窓を開けて
タバコに火をつける。








やっぱり、その姿に見とれてしまう。









濱「あんま見られると恥ずいんやけど(笑)」


瑞稀「好きなんだよねー、その瞬間」


濱「ははっ、ピンポイントやなほんま(笑)」


瑞稀「ほんとに。好きなんだもん」









今は、あたしだけが
濱ちゃんの横顔を見ていられる
とっておきの時間。

濱田、静かに悩む。→←小瀧と妹の雑談。



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ゆま(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです! (2017年12月3日 7時) (レス) id: f1fb311db4 (このIDを非表示/違反報告)
ののいん(プロフ) - きゅんきゅんしました^^ (2017年9月30日 23時) (レス) id: 23814b9144 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» でわ、フォローさせていただきます! リプしますので!! (2017年8月27日 19時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - れ なさん» はい!お知らせの所に書いてあるのでよかったら(*´∀`*) (2017年8月27日 19時) (レス) id: 73b563dda1 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» いやいや…、あの、Twitterしていたりしませんか?? フォローしたいんですが…。 (2017年8月27日 16時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2017年8月24日 12時

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