姉妹愛。 ページ25
トイレに来たあたしたち。
沙織に聞きたいことは山ほど。
だけど、まずはシンプルに。そう決めた。
用を済ませて、
濱ちゃんたちが待つ場所へ向かう中、
あたしは話を切り出した。
瑞稀「小瀧のこと、どう思ってる?」
沙織「は?何突然」
瑞稀「ファンとして大好きだった人たちと、今こうして仲良く出来てるじゃん?いろいろ時間作って来たし、どうなのかなって」
沙織「のんちゃん、難しい(笑)」
瑞稀「濱田も難しい(笑)」
沙織「お互い難しい人に惚れたんだ(笑)」
瑞稀「妄想の話で申し訳ないけど、もしだよ?小瀧が告白してきたらどーする?」
沙織「えー、断る」
瑞稀「は!?」
沙織「なーんてね、断るワケないよ(笑)でも、ちょっと考えちゃうな」
瑞稀「マジか、意外と考えるんだ(笑)」
沙織「だってのんちゃんだよ?あののんちゃん!あたしなんかでいいのかなーって突然真面目になるなきっと(笑)」
瑞稀「まぁわからんでもないけどな。とりあえずまずはサプライズ大成功だからよかった」
沙織「ほんとサプライズ好きだな(笑)」
瑞稀「でもすごい嬉しかったでしょ?」
沙織「うん。めっちゃ嬉しかったよ!プリンセスって言われただけで涙出たわ」
瑞稀「すぐ泣くなほんとに(笑)」
沙織「お前にだけは言われたくないわ(笑)」
小瀧に待っているのは
喜びか、悲しみか。
どっちだろうなんて、わからない。
でも、沙織は少なからず
小瀧のことを意識してる。
いい方向に向かっているのは
確かかもしれないけど、
答えはまだわからない。
瑞稀「ま、早くお互い幸せになれるといいね」
あたしはこう見えて、
沙織の幸せを願ってるんだから
今日一日は一瞬も気を抜けない。
小瀧、がんばれよ。
マジで、がんばれ。
沙織の幸せは、あたしの幸せ。
だから協力するんだから。
小瀧がアイドルだから?
違う。
小瀧のいろんな顔を知った上で、
あたしは協力すると決めた。
小瀧なら大丈夫だって、
小瀧なら沙織を任せられるって、
そう思う事が出来たから。
小瀧が一歩踏み出したことも、
全部含めて応援しようと思ったんだ。
うまくいきますようにって。
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ゆま(プロフ) - ほんとにこのお話大好きです! (2017年12月3日 7時) (レス) id: f1fb311db4 (このIDを非表示/違反報告)
ののいん(プロフ) - きゅんきゅんしました^^ (2017年9月30日 23時) (レス) id: 23814b9144 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» でわ、フォローさせていただきます! リプしますので!! (2017年8月27日 19時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - れ なさん» はい!お知らせの所に書いてあるのでよかったら(*´∀`*) (2017年8月27日 19時) (レス) id: 73b563dda1 (このIDを非表示/違反報告)
れ な(プロフ) - ぴっぴさん» いやいや…、あの、Twitterしていたりしませんか?? フォローしたいんですが…。 (2017年8月27日 16時) (レス) id: b8c40dadba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2017年8月24日 12時